二世帯住宅リフォームで見落としがちな光熱費のことを、経験者の目線で教えます。

65歳以上の人口が全体の四分の一以上を占める現在の日本では、
ご自宅を既に独立したお子様と一緒に住まう形をとる方が増えています。
私自身も、義理の兄夫婦が両親と同居するために、
二世帯住宅へと実家をリフォームしました。
その経験から、二世帯住宅リフォームにおいて、
意外と見落としてしまうのではないかなと思うことをお知らせしたいと思います。

 

世帯間で光熱費の支払いを分けるのは当たり前?

世帯間の住み分けの仕方によっても変わってくる部分ではありますが、
水道光熱費の世帯間の支払いの分け方について、
後回しで考えている方が多いように感じます。
ここに、意外な落とし穴があります。

仮に1階を親世帯、2階を子供世帯で暮らし、
キッチン・浴室・トイレ・洗面は全て別々の物を使う場合、
水道管やガス管は新たに本管から引っ張ってそれぞれにメーターを設置する・
電気も2階用の新しいメーターを設置すればよい、
と簡単にお考えではないでしょうか。

 

私はここで2点、注意点を申し上げたいと思います。

1.地型にもよりますが、新規配管をするのは思わぬ出費となります。
電線にいたっては、特に敷地延長の物件
(俗に「敷延」といい、通りの電柱から枝分かれを何回かした後にご自宅に電線が入っている場合)はかなり厄介な工事になります。

2.メーターを増やすと、日々使った分の料金の他に、
月の定額使用量がかかります。
今はまだ親世帯が元気で働いている状態でも、
いずれ子供世帯の財布と一緒になった場合、
余計な固定費がかかることになります。

そう考えると、私個人の意見としては、これらインフラ工事に使う代金を
別のところへ使った方が良いと思います。

 

共に暮らす前に、それぞれどのように家計のやりくりをするかを話合ってください。

例えば、親世帯が元気なうちは、
「増えた水光熱費は払うからその分、貯金してね」とか
「今まで△万円だったからそこから増えた分は面倒みてちょうだい」とか
子供世帯が「何言ってるんだよ、俺も稼いでいるのだから、ウチでだすよ」など、
こんな細かい事から事前に話しておく、その行為が大事なのだと感じました。

二世帯住宅リフォームは、杓子定規には行かないことがほとんどです。
ただ全てをなあなあで進めると、意外な落とし穴が開いているものです。

親子なんだから話し合わなくてもわかるだろう、などとは思わずに、
「親しき仲にも礼儀あり」を心がけて、二世帯住宅ライフを楽しいものにしましょう。

 

さくらリフォームでは、二世帯住宅をはじめとして、各種リフォームを承っております。
まずは週末の無料相談会にお越しください。
スタッフ一同お待ちしております。



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