外壁をタイルにすると良い理由

外壁リフォーム

外壁の素材は、さまざまな種類がありますが、中でもタイルにすると良いのです。
その理由については、この記事で詳しく解説していきます。

~外壁タイルの特徴~

タイルは、石や土、粘土を板状にして高温で焼き固めて作ったものです。
外壁だけでなく、お風呂場や床材などの内装にも使われる素材です。

土や石は年月が経っても劣化しにくく、腐敗や燃えたりもしないので半永久的に使用できる素材です。
そのため、外壁タイルも耐久性が高く、劣化しにくい外壁材として知られています。

外壁タイルの特徴をかんたんにまとめましたのでご覧ください。。

-外壁タイルの特徴-

①デザイン・・・ 重厚感、高級感がある
③機能性 耐久性 硬く、傷に強い
④経年劣化が発生しにくい
⑤断熱性 高い
⑥遮音性 タイルの厚みに依存するが、高い
⑦防汚性 高い(親水機能で雨水で汚れが落ちる)
⑧メンテナンス 頻度 約10年周期

外壁タイルの特徴は、「見た目の高級感」と「耐久性」です。
他の外壁材との比較は「サイディング・モルタルとの比較」の章でしますが、外部からの傷や刺激に強いため、初期費用はかかるものの他の外壁材と比べ長持ちするのが外壁タイルです。

ここまで、外壁タイルの特徴について説明してきました。
次の章では外壁タイルのメリットについて確認しましょう。

外壁タイルのメリット

外壁をタイルにするときのメリット
外壁タイルのメリットは以下の3つです。

デザイン性が高く高級感のあるおしゃれな外観になる

耐久性が高く、汚れにくい
メンテナンス費用が安く、手入れも簡単
ひとつずつ解説していきます。

デザイン性が高くおしゃれな外観になる

外壁タイルの一番の魅力と言ってもいいメリットは「外観の高級感」です。
高温で焼き固めたタイルは、素朴な味わいのものから落ち着いたもの、洋風、和風と豊富なラインナップが特徴です。

安価なサイディングにもタイルを模したものがありますが、本物のタイルの重厚感や高級感には敵いません。
風情あふれるおしゃれな外観にしたい方にはタイルはぴったりの外壁です。

また外壁タイルはデザイン性が高いため、メーカーによって取り扱う種類も多くあります。
ぜひ、住宅展示場やメーカーのホームページで自分の家に合うものを検討してください。

耐久性が高く、汚れにくい

外壁タイルの2つめのメリットは「耐久性が高く、汚れにくい」ことです。
強い日差しや雨風、汚れに強いことが外壁タイルの強みです。

タイルの吸水率は約1%と低く、ひび割れの可能性も低いです。
寒冷地区や雨がよくふる地域では吸水率1%以下のタイルを使用することで、凍害の心配もほとんどありません。

また、外壁タイルは親水性が高いため、日常の汚れは定期的に雨水で落とされます。
定期的に外壁掃除をする自信がない人でも長期間にわたって美しさを保つことができるのは、外壁タイルの大きなメリットです。

メンテナンス費用が安く、手入れも簡単
外壁タイルの3つめのメリットは「メンテナンス費用が安く、手入れも簡単」なことです。
一般的に外壁タイルに必要なメンテナンスは、タイルの洗浄や目地のコーキングの打ち直しです。

タイル素材を使った外壁はメンテナンスフリーという表現もよく見かけますが、実はタイルもメンテナンスは必要です。
ただ、メンテナンスが必要になるまでの周期が長く、メンテナンスコストをかなり抑えることができる点は他の外壁材にないメリットなのです。

タイルは、金属やガラス等といった天然資源から作られた無機質材料のため、タイル自体は劣化しません。
しかしながら、タイルの溝を埋める目地や下地などは劣化してしまうため、その部分において補修が必要になるというわけです。

メンテナンスコストについては、後述の「外壁タイルのメンテナンス方法」で詳しく説明しますが、おおよそ30万円~50万円とサイディングの半額で済むことが多いです。

外壁をタイルにするときの注意点

外壁をタイルにするとき、気をつけておきたい注意点は以下の3つです。
デメリットの部分をあらかじめ確認して、外壁のタイルを検討しましょう。

初期費用が300万円~と、高額
職人に技術がないと地震でタイルが落下する
メンテナンスフリーではない
ひとつずつ解説していきます。

なお、メリットでも説明しましたが、メンテナンス費用が他の外壁材に比べて安価なため、外壁タイルは長い目で見ればコストのかからない外壁材です。
初期費用の予算を確認したうえで、外壁のタイルを検討しましょう。

※職人に技術がないと地震でタイルが落下する
外壁タイルは、職人の腕が悪いと「タイルの浮きや剥がれ」が発生することもあります。
モルタルも職人作業ですが、素人が見ても施工不備が分かりやすいのに比べ、タイルの場合はなかなか気がつかないこともあります。

そのため、外壁タイルを依頼する際は「施工実績のしっかりしている業者」を選ばなくてはなりません。
外壁の劣化は数年経たないと見えてこない分もあるので、過去の実績を確認して信頼できる業者かを確認するのが大切です。
※.メンテナンスフリーではない
外壁タイルで気をつけておかなければならないのが「メンテナンスフリーではない」ということです。
メンテナンス不要をうたう外壁タイルもありますが、外壁タイルを貼り付ける下地や目地が劣化するため、定期的なメンテナンスは必要です。

メンテナンスは間違いなくタイルが一番費用もかからず、かんたんに行えます。
ただし、外壁タイルにすればメンテナンスは一生かからないわけではないと覚えておきましょう。

なお外壁タイルのメンテナンス方法や費用については後述の「外壁タイルのメンテナンス方法」で説明していきます。

外壁タイルは耐久性が高く長持ちしますが、経年によって汚れやタイルの浮きといった症状が出ます。
外壁タイルのメンテナンスは基本的に以下の4つです。

タイル洗浄

タイル洗浄は高圧洗浄機で行う外壁タイルの掃除メンテナンス

耐久性が高く汚れにくいタイルでも、汚れが付着していくとカビやコケ、錆につながることがあります。
外壁に水をかけ、柔らかいブラシやスポンジで汚れを落とすこともできますが、全面的な洗浄や高所の場合は業者に頼むのがおすすめです。

タイルの浮き補修

経年劣化でタイルが浮いて来た場合は、接着の補修を行います。

タイルの浮きは、専門家が外壁を叩いて音を調べる検査で確認することができます。
専門的な技術と経験が必要になるため、実績のある業者を見つけるようにしましょう。

タイルの交換工事

タイルの一部が欠けたり、割れたり、剥がれているものに関してはタイルの交換が必要になります。

タイルの交換(張り替え)は不具合のある部分だけ行うのが一般的ですが、下地の劣化が見られた場合は、範囲を広げて下地を補修する場合もあります。

目地のコーキング補修工事

外壁タイルの隙間や、サッシと外壁の間に充填しているコーキングは経年劣化を避けられないため、定期的に補修が必要になります。

コーキングの劣化を放置すると、タイルが剥がれたり、耐震性の低下にもつながるため、補修は行いましょう。
コーキング補修には既存のコーキングを剥がしてすべて新しくする「打ち替え(打ち直し)」と、既存のコーキングのうえに重ねる「打ち増し」の2種類がありますが、基本的には耐水性・耐久性が高い「打ち替え」を行いましょう。

ここまで外壁タイルのメンテナンスについて説明してきました。

タイルの部分的な張り替えや、コーキングの充填などはかんたんな作業に思えるかもしれませんが、耐久性を保つには技術と経験が必要です。
安く済ませようとDIYをしても、後から業者にやり直しを依頼することになっては時間もお金も無駄になってしまいます。
必要と感じたときに迷わずプロに依頼することをおすすめします。

~まとめ~

さくらリフォームでは、外壁をタイルにするリフォームも行っておりますのでこれを機にお問い合わせください。

 

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