マンションでも輸入住宅のような欧米スタイルにリノベ出来るの?

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外観から住宅のテイストが分かる戸建ての輸入住宅に比べ、全体の外観が決まっているマンションでは、輸入住宅のような欧米スタイルの家にするのは難しいと感じるかもしれません。しかし、立地の良さや物件価格を考えると、戸建てよりマンションの方が、家をもつ条件に適していることもあります。

そのような場合は、リノベーションによって、欧米スタイルの家を手に入れましょう。しかし、マンションでは、玄関ドアや窓を自由にリノベーション出来ないため、上手く欧米感を出せるのだろうかと思うかもしれません。そこで今回は、マンションでも輸入住宅のような欧米スタイルにリノベーションする方法をご紹介したいと思います。

1.  マンションを欧米リノベーションする方法

輸入住宅の戸建てとは異なり、器となる構造や外観が日本での造りになってしまうマンションでも、欧米スタイルにリノベーションすることは出来るのでしょうか?リノベーションのポイントをご紹介したいと思います。

輸入建材を使って仕上げる

欧米スタイルにするうえで、内装の仕上げ材のデザインや素材が重要になります。長く住み続けるという暮らし方が当たり前の欧米の家は、キッチンなど設備機器も家具のようにとらえ、床やドアを自分でリペアをしながら、大事に愛着を持って暮らすなど、家に対する見方も日本とは少し違います。そのため、経年変化を楽しみ自分で補修が出来るような無垢のフローリングやキッチンドアを選び、メンテナンスをしながら大事に使える素材を選ぶかもしれません。

クロスや床材など、日本の建材メーカーから欧米テイストなものを選ぶことも出来ますが、本物の欧米スタイルを楽しむのであれば、輸入建材を使ってリノベーションしましょう。

例えば、輸入クロスには、欧米ならではのアースカラーや植物のデザインが施されたものなど、日本のメーカーにはないデザインクロスを楽しめます。北欧らしい大胆な幾何学模様や、ナチュラルな素材のものもあります。また、輸入ドアやドアノブによっても、印象がガラリと変わります。さらに、変えることが出来ないマンションの窓でも、室内側にモールディングを施すことによって、欧米スタイルの窓にコーディネートすることも出来ます。

日本の建材で欧米風に仕上げていくのではなく、輸入建材を使ってリノベーションすることによって、欧米そのものを取り入れた家にすることが出来ます。

欧米スタイルにするには間取りも重要!

欧米スタイルは、見た目だけではなく間取りにも取り入れることが出来ます。例えば、家族のコミュニケーションや家族との時間を大切にしている欧米人の国民性に倣ってリビングを広くしたり、夫婦のプライバシーを重要視して寝室の横に夫婦専用のバスルームを設けたりすることが出来ます。また、家事は家族全員が分担して行えるように、パントリーやファミリークローゼットを設け、家事がしやすい間取りになっているのも、欧米スタイルの特徴です。

さらに、ウォークインクローゼットを設けるものの、収納家具を含め、大きな家具を使うのも欧米スタイルです。家具のレイアウトを楽しめるような、空間を広くとった間取りにしましょう。洗面、トイレ、浴室の水回りをひとつの空間にまとめて広いスペースを確保することによっても欧米らしい間取りに出来ます。

間取りを欧米スタイルにすることを意識することで、輸入建材を含め、欧米デザインにコーディネートしやすくなります。

2.  欧米リノベーションをするための会社選びのポイント

マンションでも欧米リノベーションをすることは可能ですが、どんなリフォーム会社でも実現できるわけではありません。そのため、リフォーム会社選びには注意が必要です。理想の欧米スタイルを手に入れるための、リフォーム会社選びのポイントをご紹介したいと思います。

欧米風ではなく欧米スタイルを知っている?

欧米スタイルの中でも、北欧やカントリー、ヨーロピアンなど様々なテイストがあります。そして、その国や地域の、文化や暮らし、自然環境に対応した間取りや家、デザインになっていています。見た目だけであれば、色味やデザインを欧米スタイルに似せて仕上げることで、欧米スタイルになりますが、なぜそうなっているのか、理由を分かったうえでリノベーションすることで、表面上だけではなく、欧米スタイルの暮らしを楽しみ、理由に基づいた間取りで、暮らしやすくもなります。

ですから、会社選びの際には、海外での暮らしを知っていて日本との違いを理解していたり、輸入建材の特徴を知っていたりするかを確認してみましょう。ライフスタイルや間取りにも影響するので、欧米の文化や暮らしのスタイルが好きという方や、欧米出身で日本に暮らしている外国の方がリノベーションするのであれば特に、『いくつかのテイストのうち、欧米風にも仕上げられる』、という会社ではなく、欧米スタイルに精通している会社を選ぶことが重要です。

欧米デザインの施工経験は豊富?

欧米の家と日本の家では、家を建てる材料や構造が違うため、間口や規格サイズが異なります。ツーバイフォー工法で建てられた輸入住宅の戸建てであれば、輸入建材のサイズが合わせやすいですが、日本規格で建てられたマンションを、輸入建材を使ってリノベーションするとなると、サイズやデザインを上手く調整したり、設備機器を納めたりする技術が必要になります。

そのため、輸入建材や欧米デザインの施工経験が豊富な大工さんが在籍するリフォーム会社でなければ、施工不良が起こりやすくなります。デザイン・設計力や提案力があるかどうかの確認も重要ですが、それを実際にカタチにする施工力があるかの確認もさらに重要です。どれだけ欧米リノベーションの施工例があるか、好みのテイストや取り入れたい輸入建材や設備機器を使った工事を行ったことがあるのか、実際の施工例をホームページで確認したり、見せてもらったりして経験値を確認しておきましょう。

3. まとめ

日本規格で建てられたマンションであっても、欧米スタイルにリノベーションすることは可能です。輸入建材を使って内装を仕上げたり、好みの国の文化やスタイルに合った間取りにしたりすることで欧米リノベーションが出来ます。また、理想のスタイルを実現させるために、欧米の暮らしや文化に精通していて、輸入建材を扱っている会社や、欧米リノベーションの施工経験が豊富な会社を選ぶようにしましょう。

マンションであっても、こだわって欧米リノベーションを行うことによって、理想の暮らしを手に入れることが出来ます。




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