リビング収納って必要?使いやすいリビング収納の作り方

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片付く家にしたい、とリフォームやリノベーションで収納を増やす方は少なくありません。家の中には様々なタイプの収納があります。そのひとつにリビング収納があります。しかし、リビング収納は必要そうだけど、何だか漠然としていると感じる方は少なくありません。それは、食器や食材を入れるパントリー、洋服を収納するクローゼット、靴を収納するシューズクロークなどと違い、リビング収納は、収納する物が具体的にされておらず、『リビング』と部屋の名前でしかないからかもしれません。

では、リビング収納は必要ないのでしょうか?リビング収納の活用性や、使いやすいリビング収納とはどのようなものなのか、ご紹介したいと思います。

1.  散らからない家にはリビング収納がある!?

新築でもリノベーションでもリビング収納がある家が増えています。リビング収納の活用性、メリットはどんなところにあるのでしょうか?

生活雑貨・家族の物はリビングに集まる!

家族が集まるリビングは自ずとモノも増えてきます。個人の物は各個室に収納することで片付くかもしれませんが、家族で共有するもの、誰の物と決まっていないもの、リビングでしか使わないものがあります。

例えば、家事をする親の目の届く範囲で遊ぶ、幼い子どものおもちゃ、学校のプリント、リビングで宿題をしたり家計簿を付けたりする場合は文房具、他にも救急箱や薬などもあります。しかも、どれもサイズや色がバラバラです。そのため、リビングの目に付く場所にあると、散らかって見えます。しかし、片付いた部屋にしたいからと言って、それらの持ち主を決めて各部屋に片づけるようにすることは実際的ではありませんし、使い勝手も良くありません。その点、リビングに収納するスペースがあれば、毎回部屋から運ぶ手間もなく、片付けの導線も短く、目につかないように隠すことも出来ます。

さらに、リビング収納には、おもちゃや書類など、収納スペースから持ち出して使うもの以外にも、Wi-Fiルーターや配線などを隠す目的で収納するモノもあります。配線類が収納されることでリビングはスッキリとして、いっそう片付いた印象になります。

リビング収納のために家具を置くことも出来ますが、リビングが狭くなったり、圧迫感が出たり、導線が悪くなったりしてしまいます。リノベーション時にリビング収納を取り分けておくことで、家事導線を妨げることがありませんし、家具による凹凸が出来ないため、スッキリ整った雰囲気になります。

リビング収納があると家事共有がしやすい!?

家族が集う、共有の場所であるリビングに収納があることは、誰でも収納内を見やすく、家事を共有して行ううえでも役立ちます。子ども達のおもちゃも、遊んでいる時だけでなく、片付けまで見守りながら自分達で行える環境になります。

その点で特に人気なのが、テレビ裏に通り抜けが出来る収納を設ける、テレビ裏収納です。テレビ関係の配線をまとめて、裏側に隠すことができるうえに、家族の誰にとっても明快な場所で、ウォークスルー出来る使い勝手の良さと、見やすさ、かつ表からは隠されていて大容量収納できることから、リビングには最適な収納方法で、家事共有もしやすい収納として人気です。テレビ裏収納に、ワークスペースや家事スペースもプラスして、収納兼家族のユーティリティスペースとして活用しているお宅も多く、収納でありながら、心地良い愛着のわくスペースになっているため、片付けもしやすくなるという効果も期待できます。

2.  リビング収納を設ける時のポイント

リビング収納の必要性を実感したうえで、実際にリフォームやリノベーションでリビング収納を設ける際には、どんな点を意識することで使いやすい収納にすることが出来るのでしょうか?

収納スタイルを考えよう!

収納と言うと、クローゼットのような扉付きで棚がある空間をイメージするかもしれません。しかし、収納するモノ全てが棚に置くことに対応しているとは限りません。棚を設けたことで、予想以上に収納できなくなった、片付かなかったという失敗例もあります。特にリビング収納は、様々な種類やサイズの物が収納される可能性が高いので、自分の暮らしに合った収納スタイルにすることを意識する必要があります。

例えば、子どもの学校のプリントを収納するのであればファイルが置ける高さの棚が良いのか、引き出し式の書類ケースが置けるようにした方が良いのかは人によって違います。すぐに確認できるように貼って保管しておきたいという場合は、扉の内側にプリントを貼れるように開き戸のドアにする方が便利かもしれません。

何を収納したいか、だけではなく、どのように収納したいか、を意識して収納の内部の仕様を考えましょう。

リビング収納は一か所とは限らない!

リビング収納を使い勝手に合わせて設けることを考えるのであれば、一か所にまとめることや、大容量のスペースを確保することを意識する必要はありません。使う時の導線の中や、手の届くところに必要なモノを収納できるスペースがあった方が、使い勝手が良く、出し入れが億劫にならないため自然に片付けることが身に付きます。

例えば、子ども達がリビングのテーブルで勉強するのであれば、引き出しが付いたテーブルにすることで、文具を手元に片づけやすくなります。DVDなどテレビに関連するものはテレビの近くに、座ってゆっくり目を通したい書類や本は、テーブルやソファの近くに棚を設け、掃除道具などは、家事導線に近いキッチンの近くに扉付きで設けることが出来るかもしれません。同じリビング内であっても、適材適所に収納があることが使いやすさのカギです。

3. まとめ

リフォームやリノベーションでリビングに収納を設けることで片付けやすい家にすることが出来ます。リビングは家族で共有して使うものが多く、かつサイズやカタチもバラバラなものが多いので、リビング収納を設けることで、スッキリとするうえに、収納場所が分かりやすく導線が短いことで家事共有もしやすくなるというメリットがあります。リビングに収納を設ける際には、何をどこに、どのように収納したいかを考えて場所やスペース、仕様を決めましょう。

リフォームやリノベーションでライフスタイルに合った、適材適所に収納を設けることで片付く家にしましょう!




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