リノベーションで家族の意見がまとまらない時はどうすればいいの?

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年末年始で家族が休みでゆっくり話せたり、帰省したりするタイミングに、今後の家のことやリノベーションのことを話し合す機会になる方は少なくありません。

また、リノベーションのプランを練るために何度も家族で話し合っているという家も多いかもしれません。しかし、初めは期待いっぱいで楽しい話し合いも、意見が合わず、なかなかまとまらない、話が先に進まないということもあります。

リノベーションの打ち合わせをどのように進めていくと良いのでしょうか?また、夫婦の意見が割れる時、家族の意見がまとまらない時はどうすればいいのか、後悔しないリノベーションを行ううえでの打ち合わせのポイントをご紹介したいと思います。

1.  住む人全員でリノベーションを楽しもう!

上手に話し合いを進めなければ、せっかくキレイになった家でも気になる点が残ったり、わだかまりが残ったりして暮らしづらくなります。どんな点を意識して家族でリノベーションの話し合いを進めていくと良いのかご説明したいと思います。

お金を出す人の意見が最重要ではない!

リノベーションは大きな買い物です。そのため、ローンを組むなどのマネープランもしっかりしなければいけません。中には、その家に住む家族以外がお金を出す場合もあります。しかし、誰であってもお金を払うからという理由だけで、意見が最優先されることがないようにしましょう。

リノベーションは、暮らしに合わせてオーダーメイド出来ることが最大のメリットと言えます。だからこそ、その家に住む人や、その空間を一番使う人の意見が重要視されなければ、支払う金額に関係なく暮らしにくい家になってしまいます。家族全員の意見が尊重されないどころか、意見を言えないという状況にならないようにしましょう。まずは、リノベーションの目的や希望、各空間の意見を全員が自由に出し合うことが重要です。意見が割れることを恐れずに、意見が多ければ、選択肢が広がる、というつもりで話し合うことを楽しみましょう。

また、子ども達にも意見を出してもらったり、意見が採用されたりすることで、思い入れのある家や空間になり、リノベーションをした家を大事に使うことを意識することや、長く大切にしたいという思いを育む点で役立ちます。

固定概念による打ち合わせは後悔を招きやすい!

一般的に、キッチンを含む水回り、デザイン的な部分は女性の意見を、設備機器や外まわりは男性の意見を、と言われることがあります。しかし、料理の好き嫌いには性別は関係ありませんし、料理が苦手でも毎日キッチンに立つため使いやすくしたい人もいれば、料理が好きだけどキッチンにこだわりはないという人もいて、リノベーションの目的は人それぞれです。他にも、家の中に遊ぶスペースや勉強するスペースが必要なのは、子どもだけとも言えません。家で趣味を楽しんだり、リモートワークをしたりする大人にとっても同じようなスペースが必要になります。一般的に言われる固定概念に縛られずに、住む人や使う人の意見を重視しましょう。

意見が割れて揉めるのを防ぎたいのであれば、意見を出し合ったうえで、最終決定を誰が行うか、前もって役割分担をしておくこともおススメです。また、意見が割れた際は、自分の意見が正しいと思える情報ばかり集めたくなるものです。しかし、デメリットを家族で列挙してみたり、機会があれば、同じような間取りや、希望する設備機器でリノベーションした家に住んでいる人全員からメリットとデメリットを聞いたりしてみましょう。そうすることで冷静に判断しやすくなります。

2.  リノベーションのプロの意見に耳を傾けよう!

家族で100%意見が一緒になるということは、ほぼありません。そのため、第三者の意見が打ち合わせを進めていく中で助けになることがあります。特に、プロの意見が助けになります。どんな点を意識して助けてもらうと良いのか、ご説明したいと思います。

1回目の現場調査を大事にする!

家族で打ち合わせを重ねていくうちに、意見がまとまらないことがあることを想定するのであれば、1回目にリフォーム会社に家を見てもらう現場調査の時を大事にしましょう。中には、お客様を招くという気持ちで、家をいつも以上に片づけて、キレイに見せて迎え入れようとするかもしれません。しかし、あまりにもキレイにしすぎるよりも、いつも通りの家の状態を見てもらうことを意識しておく方が、打ち合わせの際に役立ちます。

1回目の現場調査で、誰がどこを使っていて精通しているか、誰の荷物が多いか、使い辛さや問題点を感じているのが誰なのか、などをプロ目線で確認し理解しているはずです。そのため、意見が分かれた際に第三者の立場で、適格に、誰にとっての問題点で、どのように改善することを望んでいるのか、生活にどのようにメリットになるのかを教えてくれるかもしれません。

話し合いが先に進まなくなってしまった場合も、初心に帰るという点で、1回目の打ち合わせで何を話したかを一緒に確認してもらうことも出来ます。リノベーションで様々なプランを見たり、施工例や商品を見たりしているうちに、やりたいことが増えてしまっていることや、本来の目的が分からなくなってしまっていることも多いので、初めの要望を改めて確認させてもらうことで優先順位を明確にすることが役立ちます。

リフォーム会社との打ち合わせは味方づくりの時間ではない!

プロの意見や担当者の意見は重要で、役には立ちますが、それが正解でも絶対でもありません。家に住むのは担当者ではないので、担当者に言われたからという理由で、納得しないままリノベーション工事に入るのは、後悔を招くことに繋がりかねません。

ですから、打ち合わせの際のプロの意見を、味方をつくるかのように聞くのは危険です。担当者との打ち合わせの時間が味方づくりになってしまわないように、それぞれの意見を言う前に、まずおススメや意見を聞いてみるのは、ひとつの方法です。自分の意見と一緒かどうかに関わりなく、純粋にプロ目線での第三者の意見として聞くことを意識することで、自分の考えを見直す機会となります。自分の味方をつくる打ち合わせではなく、誰にとっても暮らしやすい家づくりを目指した打ち合わせを行いましょう。

3. まとめ

家に住む人みんなでリノベーションに取り組むことは時として意見が分かれたり、ぶつかったりすることがあります。しかし、それは悪いことではなく大切なことなので、固定概念に縛られず、自由に全員が意見を出し合うことを意識しましょう。また、意見が割れた際には、第三者の意見としてプロに聞くことが役立ちます。しかし、その場合でも住むのは自分達だということを忘れず、それぞれがメリットだけではなくデメリットも比較して話し合っていきましょう。

自由に意見を出し合い考えられたプランは、家族みんなが暮らしやすい家へのリノベーションを実現させてくれます。




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