キッチンの床をタイルにするとオシャレに!デメリットはないの?

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LDKの中で、キッチンの床だけを木フローリング以外の素材を使って張り分けることで、空間の雰囲気をガラリと変えることが出来てオシャレになります。特に人気なのがタイル仕上げにする方法です。しかし、最近は本物のタイルではなく、タイル調のデザインのフロアタイルやクッションフロアで仕上げるケースの方が多くなっています。

キッチンの床を張り分けるうえで、本物のタイルが選ばれないのはなぜでしょうか?何かデメリットがあるのでしょうか?キッチンの床をタイルにするデメリットだけではなく、メリットに関してもご紹介したいと思います。

1.  キッチンの床をタイル張りにするメリットとは?

キッチンの床をタイル仕上げにすることにはどんなメリットがあるのでしょうか?また、どんなスタイルの家にリノベーションするうえで向いているのかも含めて、ご説明したいと思います。

水に強く耐久性がある!

タイルは水に強い素材なので、日本だけではなく海外でも、水回りの床や壁材として使われています。水はねによる腐食や劣化の心配がないうえ、サッと拭きあげることも出来るのでキッチンの床にも向いています。

塩化ビニール素材のクッションフロアも水を弾く性質があり、水回りの床に人気ですが、通気性がほとんどなく、シート状で剥がれやすかったり、剥がれた部分から湿気が入りこんで、カビが発生したり、腐食しやすくなったりします。その点、タイルは耐水性だけではなく、耐久性にも優れています。丈夫な素材なので、キッチンだけタイル仕上げにして、土間のように土足で歩ける空間にすることも出来ます。クッションフロアやフロアタイルと比較すると商品代は高くなりますが、長期的に使えるため長く住み続ける家にリノベーションするうえでは、お得です。

タイル仕上げの床は欧米スタイルにピッタリ!

本物のタイルはタイル調にプリントされたシートと違い、高級感や重厚感があり、見栄えが良いため、オシャレなキッチンを作るうえで最適です。また、タイルの素材や焼き方の違いによって、凸凹したり、ツルツルしていたり質感の違いも感じられます。本物の美しさを感じられ、床を張り分けた空間がアクセントとなり、LDKをオシャレに彩ります。

さらに、タイルを張った床のキッチンは、欧米スタイルのキッチン空間を作るうえでピッタリです。例えば、テラコッタタイルで仕上げ、木扉のキッチンと組み合わせることで、北欧風や南欧風のキッチン空間になります。白をベースとしたタイルを使えば、カントリースタイルになります。

色や柄、表面仕上げなどバリエーションが豊富なタイルは、日本製だけではなく、輸入タイルも沢山あるので、本場の素材を使って、海外スタイルのオシャレな家にリノベーション出来る建材のひとつです。

2.  キッチンの床をタイル張りにするデメリットとは?

タイル仕上げの床は、オシャレなキッチンに仕上がる一方で、本物のタイルならではのデメリットもあります。どんなデメリットがあって、キッチンの床材を選ぶうえで、どんな点を意識しておく必要があるのかをご説明したいと思います。

床が冷たい

タイルは、冷たさを感じやすい素材です。特に、陽の当らない場所にキッチンがある場合は、寒い季節に足の冷えが増してしまうので注意が必要です。そのため、冷えを軽減するために、クッション性のあるタイル調のクッションフロアを使うという方も少なくありません。

しかし、反対に夏はひんやりして涼しく過ごせるという点をメリットに感じる方もいらっしゃいます。キッチンの場所や、暑がりか寒がりかどうか、クッションフロアやフロアタイルとの見た目の高級感の差などを加味してタイル張りにするかどうかを決めましょう。

硬くてクッション性に欠ける

タイルは硬い素材なので、強度には優れていますが、一方でクッション性がないという点がデメリットになる場合もあります。例えば、クッション性がないため、食器などを落としてしまうと割れやすいので注意しなければいけません。また、硬い床材が足腰に辛いという人にとっても、タイルは歩行しにくくデメリットになってしまいます。

また、ペットを飼っておられる家では、夏は冷たいタイルの上で過ごすことがお気に入りになっているペットも多いですが、小型犬などは足を痛める可能性もあることから、タイルを避ける場合もあります。

3. まとめ

キッチンの床にタイル調ではなく、本物のタイルを使うことには多くのメリットがあります。例えば、水に強く、耐久性があるので、長く使える素材です。また、高級感や重厚感があり、見栄えが良いことや、バリエーションが豊富なこと、輸入タイルも多く、欧米スタイルの家にするうえで使いやすい建材であることも、オシャレなキッチンにリノベーションするうえでおススメです。しかし、タイルは冷たくクッション性に欠けることがで、キッチンの位置や住む人によってデメリットになる場合もあります。そのような場合は、本物のタイルを使うよりもクッションフロアやフロアタイルの方がキッチンの床に適していると感じるかもしれません。

タイルをキッチンに使うことが自分の暮らしにとってメリットかデメリットか、他の床材と比較したうえで考えてみましょう。




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