天井には種類があるの!?リノベで天井を変えるメリットとは?

1リノベーションをする際には、間取りや内装材を決めるだけではなく、天井の種類にも注目してこだわったことはあるでしょうか?天井の種類には、一般的な平らな天井(平天井)以外にも様々な種類があり、天井のデザインやカタチにこだわることによって、今ある家の問題を解決したり、理想の家を作ったりするうえで役立ちます。
リノベーションで天井を変えることにはどんな効果があるのか、また天井の種類や天井を変えるにあたって失敗しないためのポイントをご紹介したいと思います。

1.  リノベーションで天井を変えるメリットとは?

天井に種類があることを知らなかったり、平面図では確認することができない部分であったりもするので、リノベーションの際に天井を注目する方は少ないかもしれません。しかし、天井は家づくりに大きく影響します。天井の種類にこだわるとどんなメリットがあるのか、どんな天井にすると良いのかを、ご紹介したいと思います。

開放感が出る 『勾配天井』や『吹き抜け天井』

同じ広さの部屋でも天井の高さによって部屋の広さや開放感が違って見えます。そのため、暗くて圧迫感を感じやすい空間や家では、天井の高さを上げることが効果的です。

単純に今の天井の高さよりもさらに高くすることも出来ますが、屋根の形状に沿って斜めに仕上げる『勾配天井』にすることで奥行きが出るため、さらに天井が高く感じ開放感が出ます。また、2階建ての場合は、1階の一部の天井をあえて無くして2階まで『吹き抜け天井』にすることで、狭い空間でも明るく開放的にすることが出来ます。

インテリアテイストをカタチづくる 『下がり天井』や『折り上げ天井』

インテリアのテイストを印象付ける点でも天井の種類を変えることは役に立ちます。例えば、上記でとりあげた勾配天井にして、木の梁を見せることで、ログハウス風の家やカントリーテイストなど、海外の田舎を連想させる木の家の雰囲気になります。

また、LDKでキッチンの天井だけなど、部屋の一部の天井だけを下げる『下がり天井』を取り入れて、その部分だけ他の天井とは違う色や素材で仕上げることで、天井にアクセントが付きモダンな雰囲気の空間に仕上げることが出来ます。

他にも、天井の中央部分だけを凹ませて周辺の天井より一段高くする『折り上げ天井』は、高級感が出て英国アンティークテイストの部屋にピッタリです。

天井の種類には、時代や国のデザインを反映するものがあるので、リノベーションでは内装材や雑貨でコーディネートするだけではなく、テイストに合った天井を選ぶことで、より空間をお気に入りのテイストにコーディネートすることが出来ます。

2.  リノベーションで天井を変える時に失敗しないためには?

リノベーションで、平天井からお気に入りの天井に種類を変える際には、いくつか注意しておくべきことがあります。天井を変える際に失敗しないために、どんな点に注意すべきか、ポイントをご紹介したいと思います。

配線&配管の位置を確認

天井の種類を変える際には、天井裏に隠れているものに注意しなければいけません。例えば、電気配線や換気ダクトなどの配管、家の構造体である梁などが天井の中に隠されているのが一般的です。それら隠れていたものをどのように隠せるか、見せる場合にはどんな風に見えるかを確認しながらプランしましょう。

勾配天井や吹き抜けなど、天井を高くしたいと思っていても位置によっては配線や配管が通っていて、希望の高さまで天井の高さを変えることが出来ない場合もあります。インダストリアルテイストなど、露出天井にして、あえて配線や配管などを見せる場合は良いかもしれませんが、整っていなければ開放的になるどころかゴチャゴチャした印象を与えてしまう可能性があります。また、キレイに配線を束ねたり、見せる配管にしたり、天井裏に工事の際に記された印や汚れなどを隠すために塗装をしたりすると、仕上げに費用がかかってしまうこともあります。平天井に仕上げるよりもリノベーション費用が高くなる場合があるので注意が必要です。

照明のプランニングを意識する!

天井に関係することとして、照明に関しても一緒にプランニングをすることを忘れないようにしましょう。現在の照明が天井に埋め込まれたダウンライトだった場合は、勾配天井など天井の高さを上げる際に、ダウンライトが入る高さがあるかの確認が必要ですし、露出天井にする場合はペンダントライトなど、照明機器の種類を変える必要があります。反対に下がり天井など天井が低くなるような場合はダウンライトなどの埋め込み照明にしなければ、照明器具の長さやサイズ次第で天井が低く圧迫感が出てしまう場合があるので注意が必要です。

また、天井を高くリノベーションする場合は、照明の位置も高くなるので、メンテナンスや掃除が大変になることもあります。掃除や電球の交換に脚立が必要になったり、場合によっては安全を考慮して業者に依頼しなければいけなくなったりして、メンテナンス費用がかかることもあるので、リノベーション費用だけではなく、ランニングコストも前もって計算しておきましょう。

3. まとめ

天井には、平に仕上げる平天井以外にも様々な種類があります。勾配天井や吹き抜け天井、露出天井などにすることで部屋を広く開放的に見せたり、下がり天井でモダンテイストに仕上げることや、折り上げ天井でアンティークテイストに仕上げるなど部屋のテイストを印象づけたり、天井の種類にこだわることで、理想の家にリノベーションすることが出来るかもしれません。

配線や配管の位置を確認し、照明の種類を意識しつつ、お気に入りのテイストに合った天井にリノベーションしてみましょう。




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