最近こんな質問をよくいただきます。
「一軒家に住んでいるのだけど、リフォームするか?建て替えるか?悩んでいるんだよ…どっちが良いかな?」。
私の答えは
「場合によってはリフォームの方がお得ですよ!」
です。
一体どんな場合でしょうか?
ここでは、建て替えかリフォームかを検討する時に、
知っておきたい4つのポイントをお知らせします。
(1)耐震の問題
「この家、地震が起こっても大丈夫かな?」
という心配から、建て替えを検討されている方も多いと思います。
1981年以前の旧耐震基準の数値で建てられた家の場合、
建て替えた方が安心な場合もありますが、
耐震診断後、リフォームで補強すれば大丈夫であることもあります。
※1981年以前の建物でも、しっかりとした基礎や柱で建築されている建物は少なくありませんので、必ずしも補強が必要とは限りません。
(2)家の広さを維持できる。
建蔽率(けんぺいりつ)の問題から、建て替え後の家が狭くなってしまう場合があります。
建蔽率というのは、敷地面積に対して、どの程度の広さまで建物を建てていいか、というものです。地域の都市計画によって決められています。
これが、家を建てた当時と現在とで、変わっている場合があるのです。
建て替えの場合、現在の建蔽率に従う必要がありますが、
リフォームの場合は今のままの広さをキープしたままプランを考えることができます。
(3)思いもよらない税金が掛からない。
建て替えの場合、不動産所得税、固定資産税、都市計画税、登録免許税など、
新たに税金を納めなくてはなりません。
リフォームの場合は消費税こそ掛かりますが、市町村に問い合わせれば、
工事内容によっては助成金を受けることもできます。
(4)そもそも建て替えが出来ない土地もあります。
「再建築不可物件」をご存知でしょうか。
読んで字のごとく、再建築ができない土地建物のことです。
理由はさまざまですが、現在の建築基準法から外れてしまっている土地建物であることが多いです。
「親が所有している土地付きの実家を建て替よう」とか、
「古家付きの土地が更地より割安に買えるから、ここに建て替えよう」と考えている場合、
再建築不可物件でないかどうかの確認が必要です。
再建築不可物件でも場合によっては建てられるケースもありますが、
家が狭くなる可能性があります。
この場合でも、リフォームは建て替えではないので、心配なくプランが立てられます。
この様に建て替えを考える際には、本工事のプラン以外にも、
様々な難関が待っている場合があります。
ただ、リフォーム工事も万能な訳ではありません。
ここまでお読みになって、
★うちはフルリフォームのほうがいいのかな?
★本当にリフォームの方がお得なの???
そんな疑問をお持ちになった方は、さくらリフォームの無料相談会にぜひお越しください。
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