最近はテレビや雑誌、広告でも「リフォームやリノベーション」「DIY」などの言葉を良く見聞きしますね。
気になっている方も多いのではないでしょうか。
築年数の経った中古物件を安く購入し、
スケルトンリフォームでまるで新築のようにリノベーション工事をした後に、
壁紙貼りなどの内装作業は自分達でDIYをして仕上げる、ということもあるようです。
お金の掛けどころを賢く選ぶ、今の時代らしいやり方ですね。
しかし、このようなリフォームがしたい場合、どのような点に注意したらいいのでしょうか？
今回はDIYをリフォームに組み込むための5つのポイントをご紹介いたします。
①物件の購入前から、リフォームは始まっている
物件の購入前から、リフォームが成功するかどうか決まると言っても過言ではありません。
物件を購入してからリフォーム会社を探すのでは遅すぎます。
なぜなら、いざリフォームの見積もりを取ろうと思ったときに、
水廻りを移動するのは構造上無理だった、マンションの規約でできなかった、
ということがあるからです。
また、内装などの簡単な作業は自分たちでやりたい、と言っても、
「いや～うちはそういうのはやってないんですよ・・・。」と言われることもあるでしょう
。
そんなことにならないように、リフォームとDIYを一緒にさせてくれるリフォーム会社を、
まずは見つけましょう。
それから不動産屋さんとの物件の内見に同行してもらえば、
自分達の実現したいことが出来るのか？の判断ができ、物件選びの失敗はなくなります。
②プロにしかできない仕事はお任せする
いくら道具を揃えていたり、本などで知識を増やしたりしていても、
素人にはできないし、任せられないこともあります。
例えば、給排水工事、ガス工事、電気工事等は有資格者しかできませんし、
天井や壁、床等を造作する大工工事などの専門的な作業は、職人さんに任せましょう。
思わぬ事故に繋がりかねません。
たまに解体や荷物の運搬、手元等のお手伝いを申し出てくれるお客様もいますが、
ケガをする可能性があるので、できる範囲のことで家づくりを楽しむのが良いと思います。
③実現させたいプランを明確にして、優先順位をはっきりさせる
例えば「オープンキッチンにしたい」と伝えるのと、
「オープンキッチンにしてパントリーを作りたい」と伝えるのとでは、
できあがるプランは大幅に変わります。
「なんでも良いから、出来るだけ安く」と考えるよりも、
「交換するキッチンには食洗器をつけたいのだけど、
予算を超えるようだったら、それを諦めます。でもキッチンは交換したい。」
のように優先順位をはっきりとさせた方がいいでしょう。
また、内装の仕上げについても同じです。
「扉をシャビーにしたい」と言うよりも、
雑誌やネット上の画像を用意した方が、共通の認識が取れるのでオススメです。
④現場には何度か確認に行く
スケルトンリフォームをする場合、施主にも多くの時間を拘束し協力していただきます。
工事が始まる前までに、間取りを決めたり、キッチン等の仕様を決めたり、
フローリング等の内装材を決めたりする必要があるからです。
しかし工事が始まると完工引渡しになるまで一度も現場にいらっしゃらない施主もいます。
工事が始まってから現場に来るとプラスの面もあるので、
ぜひ遠慮せずに来ていただきたいと思います。
まずは職人さんが作業している様子が見られます。
自信を持って作業している職人さんをみると、
引っ越してからも安心してお住まいになれるのではないでしょうか？
また、壁が立ち始めてくると、お部屋のサイズ感が分かってきます。
家具の配置など、お引渡しになるまでの準備がスムーズに進みますし、
DIYをする時のイメージもわくでしょう。
⑤短気は損気
引き渡しが済んで、いよいよ内装のDIY！
壁や天井をペンキで塗装したり、珪藻土を塗ったりと、
我が家に手を掛けることは感慨深いと思います。
ただ、予想通りには作業は進まないことでしょう。
それは至極当然のこと。だって皆さんは職人さんではないわけですから。
ここで焦ってしまってはいけません。落ち着いて丁寧に作業を進めましょう。
これから長い間住む家です。
焦ってあの部分は失敗した！なんて思いながら暮らすのは嫌ですよね。
なかなかうまくいかないことでも、楽しんでできれば、あとで笑い話にもなるでしょう。
かえって愛着がわく家になるかもしれませんね。
もし、なるべく上手に仕上げたいという場合、弊社開催のDIY教室にお越しください。
作業前の養生から丁寧に作業手順をお教えいたします。
いかがでしょうか。
DIYで自分達で家を仕上げたら、思い出作りにもなりそうですね。
上にあげたポイントを押さえて、楽しく家づくりをしてみてください。
さくらリフォームでは、リフォーム時のDIYについてのご相談にも応じております。
まずは無料相談会まで、お気軽にお越しください。お待ちしております。
