「ツーバイフォー住宅の床は、他の住宅と違って特殊な構造をしているので張り替えるのが大変なのではないか。」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?実は、ツーバイフォー住宅の床を張り替える際にはいくつか注意しなければいけないことがありますので、この記事で詳しくご紹介していきます。
~ツーバイフォー住宅の床の特徴~
床を張り替える際の注意点を説明していく前にまずは、ツーイフォー住宅の床の特徴を下記にまとめておきます。
○特殊な素材を使っている
ツーバイフォー住宅で使われているのは北欧製の木材なので雨や湿気に強いです。ですので、梅雨が合ったり、地震や台風といった自然災害が多い日本では安全性が高い床であるといえます。
○1階部分のつくりが2種類ある
ツーバイフォー住宅の場合は、それまでの住宅構造と同じように小さな木材を板に敷き詰めてその板を積み重ねてつくっていく方法と一枚の大きな木材で一面を支える構造の2種類があります。どちらのつくりで床を造るときも頑丈な造りにするために、プラットフォームと呼ばれる構造で床をつくっていきます。どちらの構造でも耐震性は、ほとんど変わらないですが、1枚板でつくった方が速く敷き詰めることができるので「早くリフォームの工事を終わらせたい。」という方は、1枚板でのリフォームをすることをおすすめします。
○板が2種類ある
ツーバイフォー住宅の場合は、構造用の板と床の表面に貼る仕上板の2種類を組み合わせて作っていきますので、劣化が進みにくいのも特徴のひとつです。しかし、2種類の板板をバランスよく組み合わせなければいけませんので高度な技術が必要です。
ツーバイフォー住宅の床にはこのような特徴がありますので、他の住宅に比べると床に複雑な構造になっていますので、張り替えるのに時間がかかってしまいます。ですので、床の張替えをリフォーム会社に依頼するときは早めに依頼しましょう。
次の章では、ツーバイフォー住宅の床を張り替えるときの注意点を解説していきます。
~ツーバイフォー住宅の床を張り替えるときの注意点~
ツーバイフォー住宅の床を張り替えるときは次のことに気をつけましょう。
①厚い木材を使用する
木材が薄いと耐久性が落ちてしまいますのでツーバイフォー住宅専用の木材を使わなければいけません。
②空洞ができないようにする
張り替える際に空洞ができてしまうと床が抜けてしまうことがありますので空洞ができないようにしなければいけません。
③骨組みを変えない
2階部分の床を張り替えるときは住宅の骨組みが崩れないようにしなければいけません。
~まとめ~
さくらリフォームでは、高度な技術が必要なツーバイフォー住宅の床の張り替えも行っていますのでお気軽にお問合せ下さい