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ウィズコロナ生活が当たり前になり、家の間取りや設備機器にも変化がありました。特に洗面台は、脱衣室や洗面所ではなく玄関近くに独立して設置したり、セカンド洗面台を作ったりと大きな変化がみられます。そのため、洗面台の設置場所やデザイン、サイズなど様々な選択肢が増えています。その中で、ボウルが2つある2ボウルタイプの洗面台にリフォームしたり、リノベーションで新たに設置したりする方もいらっしゃいます。

2ボウルタイプの洗面台にはどんなメリットがあるのでしょうか?デメリットやリフォーム時の注意点とポイントについてもご紹介したいと思います。

1. 2ボウルタイプの洗面台のメリット&デメリット

2ボウルタイプの洗面台のメリットを知ることで、今ある水回りの問題を解決するヒントが見つかるかもしれません。また、デメリットも知っておくことでリフォーム後の後悔を防ぐことが出来ます。

2ボウル洗面台のメリット

  • 混雑しない

2ボウルにする最大のメリットと言えるのが、混雑を防げるという点です。家族が朝の身支度をする忙しい時間に、並んで使える2ボウルタイプにすることで順番待ちをしたり、洗面所が混み合ったりするのを避けることが出来ます。

  • 豪華で高級感が出る

2ボウル分になるため自ずと洗面台が大きくなります。そのため、一般的なサイズに比べ、存在感があり、高級感が出ます。メーカーが扱っているシステム洗面台でも、2ボウルタイプのものはハイグレードのシリーズが多く、パネルや扉など高級感のある素材が使われています。

2ボウル洗面台のデメリット

  • スペースが必要

1ボウルのみであれば、60㎝ほどのコンパクトなモノから置けますが、2つ分のボウルを並べるには、少なくとも1m以上のスペースが必要となります。洗面所内に設置できても、その分、脱衣スペースや収納スペースが減ってしまうかもしれません。反対に、スペースに収まる洗面台にしたことで、一つ一つのボウルのサイズが小さくなって使い辛いというケースもあります。

  • 掃除が面倒

ボウルが2つあるということは、掃除も2倍になるということです。1ボウルでも水垢など、掃除が面倒だと感じる方が多い水回りで、掃除の範囲を広げることになってしまいます。

  • 空間が混雑する

セカンド洗面台のように違う場所に分かれてある洗面台と違って、並んで使うので、空間に人が密集することになってしまいます。そのため、洗面台を利用しない人が通りにくかったり、部屋自体が広くないと出入りの度に片方の動きが中断させられたりして、結局混雑の原因になってしまうかもしれません。

2.2ボウル洗面台にリフォームする時のポイントとは?

リフォームやリノベーションで2ボウルの洗面台を設置する際には、どんな点に注意すると良いのでしょうか?後悔しないためのポイントをご紹介したいと思います。

動きを考えたレイアウトを意識する!

2ボウルタイプの洗面台が置けるスペースがあれば、設置するだけで便利になるというわけではありません。実際の動きを考えて、洗面台とそれを設置する空間、まわりのレイアウトをしっかり考えておかなければ、使い辛い場所になってしまうかもしれません。

例えば、朝の身支度の時間に混みあわないために2ボウルにする場合であっても、デメリットでも取り上げた通り、空間としての余裕がなければ、大きな洗面台にすることで収納などの必要なスペースが無くなって使い勝手が悪くなるかもしれません。

また、洗面台の位置とドアの位置は、出入りに邪魔にならない位置かどうかを確認しておくことは重要です。洗面台に合わせて、ドアを開き戸から引き戸にすることでスペースが確保できて導線がスムーズになることもあるかもしれません。洗濯機の位置を考えることや、廊下に設置する際には、出っ張り具合など、レイアウトを具体的に考えましょう。

場合によっては、2ボウルタイプの洗面台を設置するよりも、セカンド洗面台を設置した方が良い場合や、2ボウルタイプと同じサイズでもボウルは1つで、広めのカウンターがあれば渋滞を避けられるという場合もあります。

2ボウル洗面台を造作するという選択肢もアリ!

2ボウルの洗面台を扱っているメーカーは多いですが、洗面脱衣所内にデッドスペースが出来ないように設置したり、部屋のデザインに合わせたりすることを考えるのであれば、2ボウルの洗面台を造作することがおススメです。

造作洗面台は、基本的に1ボウルでも2ボウルでも作り方は同じです。好みのボウルや鏡、カウンターなど、アクセサリー類を組み合わせて作ります。

既製品ではバリエーションが少なく商品代が高くなりやすい2ボウルの洗面台でも、造作にすることで、メーカーには少ない欧米デザインにしたり、無垢素材を使ったりすることができ、予算に合わせた仕様にすることも出来ます。また、見た目だけではなく、洗面台を広げたことによって無くなった収納スペースを洗面台の下部や上部に設けるなど、空間としての使い勝手に合わせることも可能です。

3. まとめ

洗面台を2人が並んで使える2ボウルタイプの洗面台にすることで、朝の身支度時間などの混雑を解消できます。しかし、広いスペースが必要になったり、掃除が大変になったりと、デメリットもあるのでメリットとよく比較して決定しましょう。また、間取りやレイアウト、ドアの種類によっても使い勝手が変わります。単純に2ボウルタイプにリフォームするだけではなく、導線を考えたうえで配置やサイズを決めましょう。造作洗面台で、メリットをアップさせることも出来るかもしれません。

家族の人数やライフスタイルに合った洗面台として、2ボウルタイプの洗面台も候補に入れてリフォームやリノベーションを考えてみてはいかがでしょうか?