世田谷でエコフレンドリーな家にリフォームするメリットとは?

国や企業、世界中の取り組みとしてサスティナブルやエコフレンドリーという言葉をよく耳にするようになりました。しかし、地球環境を守る取り組みとして大切な事というのは何となく分かるものの、何をしてよいのか分からない、個人でのメリットを実感しづらいと感じている方は少なくないようです。

個人としてもエコフレンドリーな取り組みが推奨されていますが、自分の家でも取り組めることはあるのでしょうか?エコフレンドリーな家のメリットや、どんな取り組みが出来るのかについてご説明したいと思います。

1.エコフレンドリーな家は環境にも人にも優しい!

そもそも、エコフレンドリーとは何なのでしょうか?個人として行えること、家づくりの点でエコフレンドリーを意識することに、どんなメリットがあるのか、ご説明したいと思います。

■エコフレンドリーとは?

エコフレンドリーとは、『環境にやさしい』という意味で使われており、具体的には、リサイクル商品や再生建材、省エネ設備、自然エネルギーの活用などが挙げられます。企業や国で、これらの商品やサイクルを作り出したり、個人としてそれを活用したり、取り入れたりすることで、社会や経済、暮らしの中で、自然や生態系に寄り添ったエコフレンドリーに貢献することが出来ています。

エコフレンドリーは、国や企業で注目され、多くの取り組みが行われていますが、個人でも様々な場面で環境に配慮したエコフレンドリーな取り組みが行えます。例えば、マイバックやマイバッグを持ち歩いて活用したり、フードロスを意識して必要以上に食品を購入したり作りすぎたり、食べ残さないようにしたり、節水や節電に取り組むことが出来ます。

■エコフレンドリーな家の何がいいの?

個人単位で行えることが多くあることを考えるなら、生活に密着している家そのものがエコフレンドリーであれば、さらに個人として環境に配慮した暮らしが出来るようになります。エコフレンドリーな家にするには、自然素材や、リサイクル建材を使うこと、太陽光や自然風といった自然エネルギーを活用すること、節水や節電が行える省エネ設備を導入することなどがあります。しかも、エコフレンドリーな家にすることは、環境に優しいだけではなく、そこに住む人にとってもメリットが多くあります。

例えば、自然エネルギーを活用したり、エネルギーの効率を向上したり出来ると、光熱費の削減や、ランニングコストの削減に繋がり、家計に優しい家になります。また、自然素材を活用するなど、環境に優しい家は、住む人の健康にも良いので、病院に行く時間や手間、医療費を軽減することにも繋がります。さらに、環境を守ることに取り組んでいる持続可能な住宅は、資産価値としても高い家となっています。

同じ時間や日々を過ごすにしても、エコフレンドリーな家かどうかで、快適さや健康面、暮らしにかかる費用に大きく影響し、メリットを生み出してくれます。

2.世田谷でエコフレンドリーな家をつくるには?

世田谷に家を構える方が、街として、個人としてエコフレンドリーな取り組みを行うために、具体的にどんなことが出来るのでしょうか?エコフレンドリーな家にする方法をご紹介したいと思います。

■断熱性能を上げよう!

自然エネルギーを活用する家をつくるうえで欠かせないのは、家の断熱性能を上げることです。断熱性能を上げるためには、断熱性の高い窓やドアにリフォームしたり、壁や天井、床など家を丸ごと覆うように断熱材を入れたりすることによって高めることが可能です。

断熱性能が高い家は、外気の気温に左右されない安定した快適な空間を実現できるうえに、冷暖房の効率が上がります。そのため、電力消費を削減できて環境に優しく、家計にも優しい家になります。

■助成金を使ってお得に自然エネルギーを活用しよう!

暮らしの中で自然エネルギーを活用する家にするうえでおススメなのが、雨水の活用です。

戸建のお宅であれば、雨樋につないだ雨水タンクを設置することで、雨水を活用出来るようになります。雨水タンクに溜めた雨水を活用して、庭の草花への水やり、洗車や掃除などに有効活用できて、水道代を削減できます。また、水資源を節約できるだけではなく、大雨時に雨水が下水道管や河川へ一気に流入することを抑制できるので、豪雨による道路の冠水や河川の氾濫の抑制にも繋がり、世田谷の街を守ることにも貢献出来ます。

しかも、世田谷区では、平成22年7月に「世田谷区雨水流出抑制施設の設置に関する指導要網」を制定し、少しでも多くの雨水を貯留・浸透させるように取り組んでおり、助成制度を受けられるようになっています。

雨水タンクを設置した場合の助成額は、タンク本体の購入費、設置経費のそれぞれ2分の1の額(100円未満切捨て)です。1基あたりの上限額は35,000円(ただし、設置経費の上限額は5,000円)で、同一申請者に対する年度内の助成金の上限額は140,000円です。

世田谷区では、エコフレンドリーな家づくりに取り組み、雨水タンクを設置することで、助成金を活用してお得に設置も行えますし、日ごろの節水にもなります。

3. まとめ

国や企業で特に注目されている、環境に優しく配慮した、エコフレンドリーな取り組みは、個人単位でも行うことが出来ます。個人の暮らしの中で積極的にエコフレンドリーに取り組むのであれば、家そのものをエコフレンドリーな家にしましょう。自然素材を活用したり、省エネ設備を導入したり、太陽光や自然風、雨水などの自然エネルギーを活用したり、断熱性能を高めたりすることで、環境に優しい家になるだけではなく、住む人にとっても快適で、健康を守ってくれるメリットの高い家になります。さらに、節水や節電が出来ることや、冷暖房効率が高まることから、光熱費を抑え家計にも優しい家になります。世田谷区にお住まいの方であれば、雨水タンクの設置に助成金を活用できるので、さらにお得に暮らすことが出来るというメリットもあります。

世田谷区でエコフレンドリーな家づくりを行うことで、個人として、街として快適に暮らしながら、環境を守ることに貢献しましょう。