最近は料理をする男性が増えたと聞きますが、それでも女性がキッチンに立つ時間が圧倒的に多いのではないでしょうか。キッチンを新しく綺麗にリフォームしたと考えているのは、私の家内だけではないハズです。
そこでリフォーム業者に相談する前に、押さえておきたいポイントをまとめました。
(1)現在のキッチンのサイズの把握
現在のキッチンに何か不満があるからこそ、リフォームをご検討されるのだと思います。そこで一度、現在のキッチンを測ってみると良いでしょう。これは今後の打ち合わせに、必ず役立ちます。
・キッチンの幅、奥行き
・カウンターの高さ
・調理スペースの幅、奥行き
・天井の高さ
・吊戸棚の高さ
(2)キッチン周りの配管(給水・給湯・排水管)の位置関係
これはかなり難しいと思いますが、キッチンリフォームには切っても切り離せない項目です。
特にマンションでのリフォームの場合は、様々な制約があります。排水管の位置しだいで、キッチンの移動が出来るか否が変わるからです。また天井や床が二重か・直貼りかによっても違ってきます。これは素人では分かりにくいので、分からない場合はマンションの管理会社さんに聞いたり、管理室で保管している設計図書を確認すると良いでしょう。
(3)レンジフード(換気扇)の位置関係
マンションの場合、換気孔を通すために外壁に新しく穴を開けることはNGです。よって、コンロとその上のレンジフードの位置も、自ずと制限されます。例えば、対面キッチンにするためにレンジフードの位置を変更した場合、一番注意しなければいけないのが「梁」です。構造上の梁には、排気ダクトを通すための穴を開ける事はできません。つまり、以前のレンジフードの場所から見て、梁を跨いだ位置にはレンジフードは移動できません。
(4)ガスからIHクッキングヒーターへの入替について
現在のキッチンがガス式でも、ご自宅の分電盤に「IHコンロ用」や、類似した言葉を記載した子ブレーカーが付いている場合は、IHの入れ替えは問題ありません。
しかしIHコンロ用の子ブレーカーが無い場合は、キッチンのIH用の電源を用意する必要があります。一般的な電化製品は100Vの電源で動きますが、IHクッキングヒーターは200Vの専用回路が必要だからです。
マンションの場合は、マンション自体に受電容量が決められています。そのため、使用電力が大きいIHクッキングヒーターの設置が出来ない場合がありますので、管理組合もしくは管理会社さんに相談した方が良いでしょう。
(5)希望をまとめておきましょう。
・食洗器を付けたい
・対面キッチンにしたい
・アイランドキッチンが夢
百人いれば、百通りのご要望があります。まずは自分が考えている理想のキッチンを思い描いてください。インテリア雑誌の素敵なキッチンを参考にするのもいいと思います。本末転倒かも知れませんが、先ほど書いた①~④の内容が何一つ分からなくても構いません。やはり最後は安心してリフォームのプロに現場調査して頂くのが一番ですから!
さくらリフォームでは、経験豊富なスタッフが初回打ち合わせから、引渡しまで対応させていただきます。
また毎週末には予約制で、無料のリフォーム相談会を行っております。
もしご興味がございましたら、お気軽にお越し下さい。