2001-08-08 18.19.33

自宅のリフォームを計画中だけれど、
キッチンを対面にして、内装を好みのものにしたとしても、
いまひとつイメージの通りになっていない気がする…
もう少し、カッコよくしたいのだけれどな…
そんな風に感じている方はいらっしゃいませんか?

そこで一つ質問です。

皆様は、「あかり(照明)」について深く考えた事はありますか?

リフォームをご検討されている方には、
キッチンや浴室の商材やクロスの柄等には興味があるけれど、
部屋の「あかり」に関心がある人は少ないように思います。

実は「あかり」を考える事で、
家族との会話が弾んだり、一人の時間を穏やかに過ごせたりと、
何気ないひとときが、豊かな時間に変わっていくのです。

今回は、モダンでスタイリッシュな雰囲気に部屋を演出できる
5つのポイントをご紹介いたします。

 

(1)陰影で魅せるテクニック

お部屋全体を均等に照らすのも良いかと思いますが、
一味違う空間をお望みなら、
シャープな光とやわらかい光の使い分けによって
メリハリのある空間を演出できます。

例えば、夜にまったりと寛ぎたい空間を作りたい場合。
まず、リビングテーブルの上には、シャープな光の集光型ダウンライトを設置します。
(ダウンラウイト:天井に埋め込む小型の照明)

加えて、部屋全体の空間をやわらかくするために、
シンプルなブラケットライトを壁面に設置するのはいかがでしょうか?
(ブラケットライト:壁面に設置する照明)

モダンな空間になったと思いませんか?

 

(2)天井であかりを作る空間

天井に丸いお饅頭みたいな照明機具を着けて
部屋を明るく照らしている家が多いかと思います。
ここでは一度その常識を捨ててみてください。

まず、ダウンライトなどの、天井に取り付ける照明機具は
最小限に抑えてみましょう。

地あかりは、コーブ照明などで確保します。
(コーブ照明:光を天井に反射させる間接照明)

そして、コーニス照明も上手く組み合わせて
空間全体のバランスを調整します。
(コーニス照明:光を壁面に反射させる間接照明)

ダウンライトを集光型にすると、空間がより引き締まりますね。

出来る限り天井に照明機具の設置することを避けて
コーブ照明やアッパーライトなどの間接照明を用いて天井全体を照らし、
空間を魅力的に演出してみてはいかがでしょうか?
(アッパーライト:おもに天井や壁を明るくする照明)

 

(3)視線の先を明るくする事による効果

照明機具だけの照度に頼るのではなく、
天井面や壁面に光を反射させると効果的な空間が生まれます。

例えば、進行方向の壁面を明るく照らす事によって、
実際の照度は低くても、明るく感じられます。

そこに絵やオブジェなどを配置すると
目線がそこに集中して雰囲気がアップします。

 

(4)あかりを中心からずらす勇気

電気屋さんに照明の設置をお願いする、必ず中心に設置します。
例えば廊下にダウンライトを設置することは珍しくありませんが、
十中八九、廊下の中心ラインに合わせて設置してあると思います。
勿論、それは悪いやり方ではありません。
効果的に空間を明るく見せられます。電気屋さんの常識なのです。

しかしここで提案させて頂く内容は、その常識を覆します。
廊下の中心ラインではなく、
ぐっと片方の壁の方に寄せて、拡散型のダウンライトを設置してみましょう。
陰影が生まれ、立体的な空間を演出すると共に
天井面を美しく魅せる効果が生まれます。

 

(5)打ち合わせし易い相手ですか?

「あかり」のプランは幾らやってもやり過ぎという事はありません。
間取り、内装の雰囲気、家具の配置具合、どれも必要です。
どのような照明機具をつければより効果的か、大きさ、色、光の広がり方…
これらの全てを考えなければ、良い空間は出来上がりません。
ショールーム等を活用して、プランナーに照明プランを立ててもらいましょう。
それには相談しやすい業者か否かを選ぶ必要があるのではないでしょうか?

こちらの写真は先日弊社で工事をさせていただいた、
コーブ照明の完工写真です。
綺麗に天井に反射しているのがお分かりになると思います。
こちらのお客様は非常にレアなケースですが、
イギリス在住の日本人で、また日本で仕事をするタイミングで物件を購入されました。
距離や時差がある中で打ち合わせは重ねた結果、
良い部屋が出来たと大変喜ばれていました。
リフォーム営業冥利に尽きる案件でした。

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