全面リフォームやリノベーションをする時に、
これを機にすっきりした家にしたい!
とお考えの方は少なくないのではないでしょうか。

片付かないのは収納が足りないせいだから、
この際収納をたくさんつくろう!
とお思いでしたら……ちょっと待った!

収納は、大きければいいというものではないんです。

必要な場所(動線)に、
適度(ちょうどいい大きさ・使いやすい奥行き)な収納がある
ということが、とても大切なのです。

 

ここで、キッチンを例に考えてみましょう。

住み替えをするとき、どんなキッチンにしたいでしょうか?

今より広いキッチンにして、子供たちと一緒にお菓子を作りたい!
置き場に困るお水のストックや、箱買いの果物、
食品ストックが全部しまえるパントリーが欲しい!
欲しかったワインセラーやエスプレッソマシーンを組み込んで、
家飲みの時間を充実させたい!

などなど、女性の多くはキッチンに夢が広がりますね。

しかし、新しいキッチンに充分なスペースや収納があったとしても、
使いやすいとは限りません。

収納は広さや数ではなく、
あなたの生活や動線で必要な場所に、適度な収納があることが大切だということは、
先ほどもお伝えしました。

 

では、必要な場所に適度な収納とはどういうことでしょうか?

キッチンには、鍋や食器・家電、そして細々とした調理用品から食品ストック・ゴミ箱まで、
大きさの違う様々な物があります。
まずはそれらを、作業動線によって使いやすいところに置かないといけません。
鍋はコンロの近くにあったほうがいいですし、
使う頻度が高いものが、取りやすいところにあったほうがいいですよね。
これが、「必要な場所」ということです。

次に「適度な収納」ですが、
たとえば、お料理が好きでお客様が多いお宅と、外食が多くお客様が少ないお宅では、
食器の数やゴミ箱の大きさが変わってきますね。

パントリーも、頻繁に買い物に行かれる方と、
週に1度まとめ買いする方では、必要スペースが違ってきます。
コストコでまとめ買いされる方は、更に収納量が必要になるかもしれません。

 

じゃあ、大きめのパントリーをつくったらいいんじゃない?と思いますよね。
ここが意外と盲点なのですが、
大きすぎる収納では、お持ちの物や食品の管理ができなくなってしまうのです。

皆さんのお宅では、引き出しの奥や棚から、
消費期限の切れた調味料や食品が出てきたことはありませんか?
「それよくある」「しかも何年も前に切れていた…」
なんて方は、持ち物を把握しきれていないということになります。

置き方の問題で把握しきれないこともありますが、
物を多く持ちすぎていることが原因であることがほとんどです。

収納スペースが大きいと、空いたスペースがもったいないと心理的に勘違いし、
埋めてしまったあげくに物が把握しきれなくなり、
気が付いたときには捨てることになってしまうのです。

だからと言って、現状でピッタリなサイズにつくってしまい、
数年後収納が足りず床に置くことになってしまったのでは、
元も子もありません。

全面リフォームやリノベーションでは、
10年後も見据え、生活に合った適度な収納をつくることがとても大切になります。

 

ここで、
今の収納すら把握できていないのに、
10年後の収納なんてわかるわけがない!
とお思いの方。
プロによる収納計画の出番です。

いつまでも快適に暮らすためには、
設計前の収納計画がとても大事になってきます。

さくらリフォームでは、スタッフが全員、収納の資格を持っています。
ご家族のお話を伺い、最適な収納計画による間取りをご提案いたします。

10年後もすっきりとした住まいで生活したい方、
まずは無料相談会までお越しください。