皆さまのなかには、ツーバイフォー(2×4)の建売住宅を購入したり、注文住宅を建てた方もいると思います。一方で、ツーバイフォーの住宅はリフォームが難しいという情報もあります。このためリフォームの際に間取りを変えられるかどうか、気になる方もいるのではないでしょうか。
この記事ではツーバイフォーでも間取りを変えられるのかという点について、解説していきます。
ツーバイフォー(2×4)でも間取りを変えられる
結論から説明すると、ツーバイフォーでも間取りを変えることは可能です。但し無条件に変えられるわけではなく、一定の条件があります。
そもそもツーバイフォーは、建物を壁で支えることが特徴です。このため自宅が倒壊しないよう、必要最低限の壁は残しておかなければなりません。この壁を「耐力壁」と呼びます。耐力壁は撤去しないことが原則ですが、一定のルールに従えば撤去も可能です。
一方で、部屋の仕切りに使っているだけの壁を「間仕切り壁」と呼びます。この壁は、リフォームの際に撤去してもかまいません。
耐力壁や間仕切り壁の区別は、一般の方では難しい場合があります。このため専門のリフォーム業者に依頼し、アドバイスを受けることがおすすめです。
ツーバイフォーで間取りを変える際のルール
一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会のWebサイトには、ツーバイフォーで間取りを変える際のルールが記載されています。この記事の内容をわかりやすくまとめると、以下の通り8つのポイントに分けられます。
1.建物の隅には90cm以上の壁を作る
2.耐力壁は90cm以上
3.耐力壁線区画(=1つの部屋)は40㎡(およそ24畳)以内
4.部屋を細長くする場合、長短比は4対1以内(例えば縦が4mの場合、横は1m以上)
5.1つの部屋で対面する耐力壁どうしの距離は、12m以下
6.耐力壁に窓や出入口などの開口部を設ける場合、その長さは耐力壁の4分の3以下、かつ4mまで
7.90cm以上の開口部には、上部にまぐさ(開口部を補強するための横架材)を設ける
8.耐力壁の直下に基礎があることを確認
上記のルールを守れば、ツーバイフォーでも間取りを変えることはできます。ルール自体は多いですが、上記に示したポイントを守った上でも、間取り変更の自由度は十分にあります。実際、ツーバイフォーの住宅でリフォームを行った実績もたくさんあります。
さくらリフォームでは、ツーバイフォーのリフォームも可能
ここまで解説した通り、ツーバイフォーのリフォームは十分に可能です。リフォームを成功させるためには、ツーバイフォーのリフォームに対応する業者に依頼しましょう。専門業者に依頼することで、安心してリフォームを任せることができます。
さくらリフォームでは、ツーバイフォーのリフォームにも対応しております。お見積りは無料です、お気軽にお問合せください。