外壁リフォームをすれば思いもよらぬメリットを得られることをご存知でしょうか?この記事で詳しくご紹介していきます。
見た目以外の外壁塗装の機能
住宅は古くなってきたら定期的に外壁塗装をした方が良いと言われています外壁塗装をすると確かに見た目は綺麗になりますが、わざわざコストをかけてまで外壁を綺麗に塗装する理由は何だろうと感じている人もいるでしょう。そこで外壁塗装をするメリットをご紹介します。
壁塗装は外観を美しくするだけではない
新築した家は、時間の経過とともに古くなるのは避けられません。古くなると外壁の塗装が劣化して剥げてきます。そういった場合は、外壁を塗り直すことによって、住宅は新しく綺麗に生まれ変わります。外観が綺麗になれば、家のオーナーは誇らしい気分になったり癒されたりするでしょう。結果的に楽しく生活する役に立ってくれるはずです。また、外観が美しくなることによって売却時に高値がつくなど資産価値を高める効果も期待できます。
しかし、外壁塗装のメリットは外観が良くなることだけにとどまらないことを知っておく必要があります。外観塗装をすることで、塗装された壁はしっかりコーティングされた状態になります。人が冬にコートを着るのと同じく、外界からの水や風、そして振動などに対する防御力がアップします。その結果、さまざまなメリットが生まれます。これからご紹介する外壁塗装のメリットが理解できれば外壁塗装を検討したいと思うようになるでしょう。
メリット1 塗装で耐久性が高まり、寿命を延ばす
外観が綺麗になる以外の外壁塗装のメリットとしては、まず、耐久性が高まり住宅の寿命が延びることが挙げられます。住宅寿命が延びることは財産価値の維持につながりますし、耐久性が高まることによって安全に過ごせることにつながっています。
家は自然の脅威に常にさらされています。雨が降れば壁に水が当たります。材質によっては壁に水が染み込んでしまいますし、壁材の隙間は水分が入り込む原因になる可能性もあります。特に古くなってきた住宅の壁は、ひび割れが生じていることも多く、水分が入り込む隙間となる候補はたくさんあるはずです。外壁塗装をすることによって、水の浸透や隙間への侵入を食い止めることができるようになります。壁材にとって水分は耐久性を減らしてしまう大きな原因となっていますので、外壁塗装により水分をシャットアウトすることによって壁材のダメージを抑えることになり、耐久性がアップすることにつながります。
メリット2 防水性・透湿性を高めて、カビやシロアリなどの被害を防ぐ
外壁塗装をして外からの水分の侵入を食い止めることによって、住宅の耐久性を高め寿命を延ばせますが、外壁塗装による水分対策には、もう1つ別のメリットもあります。それはカビ対策やシロアリ対策になることです。
外壁塗装をすることで、壁材から水分をシャットアウトすることができます。これは、壁材の腐食を防ぐことに役立つと同時に、カビやシロアリが好む水分の多い環境を作らない効果も期待できます。
カビについては、耐久性にも影響がありますが、衛生面で住んでいる人に大きな影響を及ぼす心配があります。家の中で吸う空気がカビによって汚染される状態になってしまうと、物理的に住宅の耐久性が保たれていたとしても、健康で快適に暮らすことはできなくなってしまいます。外壁塗装は、そういった事態を防ぐことにつながります。子供のいる家庭や病気がちの方がいる家庭の場合は特に注意が必要です。
また、シロアリの繁殖は壁の耐久性に甚大は影響を及ぼし、最終的には家全体を使用不能にしてしまうリスクがあります。外壁塗装がシロアリ対策になると知っておくことは重要でしょう。
メリット3 断熱効果・遮熱効果を高めて室内を快適に
外壁塗装には断熱性能をアップする効果や遮熱効果を高めるメリットもあります。遮熱とは、外の温度の影響を壁が遮る性能のことで、夏の暑い日の熱せられた外気や冬の冷たい空気が室内へ侵入したり伝導したりすることを防ぐ能力を遮熱性能といいます。また、断熱とは、住宅内部の温度を外に逃がさないことで、冷房で冷やした空気を外に逃がさない性能や暖房で暖まった空気を室内にとどめておく性能を断熱性能といいます。
外壁塗装をすることで、壁は新品のコートに着替えることになりますので、外気の侵入に対する遮熱性能も、内側の空気を逃がさない断熱性能もアップすることができます。古くなった外壁塗装を避けることで目先の支出を減らすことができるように感じるかもしれませんが、快適な温度の中で生活できなくなってしまったり冷房代や暖房代がむだになったりというデメリットを理解しておく必要があるでしょう
金属サイディング最大のメリットは、施工期間が短いことです。これは、軽い金属サイディングならでは「カバー工法」という施工が有効なためです。カバー工法は、今ある外壁の上にそのまま新しいサイディングをカバーする手法です。具体的には、まず「胴縁(どうぶち)」と呼ばれる外壁下地を取り付けます。次に、その上から新しいサイディングを貼り付けます。サイディングの継ぎ目をコーキングしたら施工終了です。
足場の架設
外壁胴縁の取り付け
サイディング本体を取り付ける
シーリング材でサイディングの継ぎ目を埋める
点検・手直し
足場の撤去
金属サイディングの裏にはアルミシートが貼り付けられていて、断熱材と一体化しています。そのため、金属サイディングを取り付けるだけで断熱効果が望めます。さらに、外壁下地と外壁が二重構造になることから、外断熱と防音性も期待できます。金属サイディングは作業工程こそ外壁塗装と比べて少ないものの、工事費用は外壁塗装よりも高額になってしまうのでよく比較検討しましょう。
外壁工事にかかる施工期間は?
外壁塗装の施工期間目安
通常の戸建ての場合、外壁塗装には3週間ほどかかります。ただし、天候が悪い日には作業が中断するため、梅雨の時期などは工期が伸びることになります。おおよそ2週間ほど見ておくと良いでしょう。あまりに工期が短い業者は、きちんと塗料を乾燥させる時間を設けていなかったり、どこかの工程を省略していたりする可能性も考えられます。2週間よりも大幅に短い場合は、工事期間のスケジュールを提出してもらうと良いでしょう。
金属サイディングの施工期間目安
金属サイディングは既存の外壁に下地やサイディングを重ねていくカバー工法ですので、2週間ほどで施工は終了です。ただし、もしサイディングを取り付ける既存の外壁に難があった場合には、そこを修繕してからの作業になるためさらに工期が伸びる可能性があります。また、窓廻りや角、変則的な形をしている外壁にはサイディングのカットや特別な処理が必要となるためその分手間がかかり、結果として工期が伸びることになります。
外壁重ね張りとは、既存の外壁の上に新しい外壁材を張っていく新しい外壁リフォーム方法です。サイディングやガルバリウム鋼板などを使って、既存の外壁の上に下地を作って張り重ねていきます。
既存の外壁の上に外壁材を張り進めることで外壁リフォームにかかる期間が短くなり、近年とても注目されている外壁リフォーム工法です。
外壁重ね張り工法のメリット・デメリット
外壁重ね張り工法のメリットといえば、コスト削減です。既存の外壁の上に張るので、既存の外壁解体処分費を掛けずに済みます。
また、重ね張りをすることにより外壁材が二重張りになるので外壁材同士の間に熱を溜めこむことができ、その空気層によって遮熱性を高めることができます。そして、二重外壁になることで、防音効果も高めることができます。さらに、既存の外壁を解体しないことで、粉塵や騒音を発生させずに済むので、ご近所への配慮も最小限にとどめることができます。
~まとめ~
さくらリフォームでは、外壁リフォームも行っておりますのでまずはお気軽にお問い合わせください。