巾木・廻り縁とは?欧米風に仕上げるにはどうすればいいの?

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巾木や廻り縁という言葉を聞いたことがあるでしょうか?家を作るとき、リフォームやリノベーションをする時には、大抵関係する場所にも関わらず、知らないという方や、打ち合わせの際にそんな話を聞いたことはなかった、という方は少なくありません。しかし、インテリアコーディネートや家のテイストを左右する大事な部分です。

そこで今回は、巾木や廻り縁とは何で、リフォームやリノベーションの際に意識する必要があるのはなぜかをご説明したいと思います。また、巾木や廻り縁を好みのテイストに合わせて欧米風に仕上げることが出来るのか、という点に関してもご紹介したいと思います。

1.巾木と廻り縁はなぜ必要?

巾木や廻り縁とは何でしょうか?どのような目的で使われているか、なぜ必要なのか、さらに、リフォームやリノベーションの際に会社任せにしてはいけない理由について、ご説明したいと思います。

巾木と廻り縁って何?

天井と壁、壁と床には隙間が発生することがあります。その隙間を埋めたり、繋いだりする役割があるのが、巾木と廻り縁です。床側が巾木、天井側が廻り縁と呼ばれます。

さらに巾木は、クロスと床の継ぎ目を目立たないようにするだけではなく、スリッパや掃除機があたりやすい位置なので、クロスを傷や汚れから守る役割があります。

巾木と廻り縁はこだわるべき!?

リノベーションの打ち合わせの際に、クロスや壁材については希望を聞かれることはあっても、巾木や廻り縁に関しては聞かれたことが無いという方は少なくありません。クロスやドアの色に合わせて、統計的なコーディネートでリフォーム会社が決めてしまうことが一般的だからです。そのため、巾木や廻り縁について意識したことは無かった、色やデザインがあるなんて知らなかった、そんなもんだと気にもなったことがない、という方がほとんどかもしれません。

しかし、工事後なんとなく違和感を感じたり、目立つと感じたり、テイストに合っていないと感じたり、廻り縁があってカッコ悪いと感じたりされる方もいらっしゃいます。リノベーションの後悔として、廻り縁や巾木を慎重に選ばなかったことを上げる方は意外と少なくありません。

実際、巾木は木製と塩化ビニル製の薄く柔らかい素材のものがあり、素材によっても厚みや雰囲気が変わります。それだけ、インテリアテイストに影響する部分でもあります。工事後に後悔しても、部屋の全面、家の全体に影響する部分になるので、簡単に交換できません。ですから、工事後に確認するのではなく、自分で好みのものを選んだり、使用するものを前もって確認したり、色の違いでどのように空間が変わるか比較したりして、後悔がないようにすることは大切です。

2.廻り縁(モールディング)で欧米スタイルに!

巾木や廻り縁は和洋問わず、大抵の家で使われています。むしろ、そのデザインやサイズ、色によって日本らしさやヨーロッパらしさ、など家のスタイルを変えることが出来るほど重要な部分でもあります。欧米スタイルの家にリノベーションする場合は、どのような巾木や廻り縁を取り入れると良いのか、ご紹介したいと思います。

目立たない廻り縁よりデザイン性のあるモールディング

最近のモダンな家では、巾木や廻り縁を薄く細いものを使ったり、ステンレス製のシャープなものを使ったりと、あえて目立たせないようにするお宅は増えています。中には、巾木や廻り縁を付けない選択をされるほど、無い方が良いという考え方の方も増えています。しかし、欧米スタイル、特にヨーロッパテイストの家にするのであれば、巾木や廻り縁を上手く使うことによってテイストを形作っていくことが出来ます。

ヨーロッパのお宅や、アンティーク調のお宅では、巾木や廻り縁に装飾が施された、『モールディング』が一般的です。壁紙を選ぶように、モールディングの装飾デザインを選び、コーディネートしましょう。平べったく目立たないような巾木や廻り縁を選ぶのではなく、凹凸がはっきりした、装飾が施されているモールディングを、巾木や廻り縁の材料として選ぶことによって、空間に模様や陰影をつけてデザイン性のある部屋になり、欧米スタイルのインテリアを作ることが出来ます。ヨーロピアンテイストでは白、英国アンティークなどでは、飴色のブラウンなど、モールディングの色によっても、さらにテイストごとにコーディネート出来ます。

トータルコーディネートで本物の欧米スタイルに!

日本の新築やリノベーションで、一般的に使われる巾木や廻り縁は、シンプルなもので、他の用途には使われませんが、ヨーロッパの住宅で使われるモールディングは、家具や建具の周り、ニッチの周り、腰壁パネル、外壁など、家の様々な場所に取り入れられています。

そのため、モールディングを使って欧米スタイルの家にリノベーションするのであれば、巾木や廻り縁だけではなく、家全体で取り入れることで統一感のあるコーディネートが出来ます。例えば、ドアが無いオープンな出入口でも、モールディングを施すことで殺風景にならず、高級感や重厚感のある出入口にすることが出来ます。室内と同じデザインのモールディングを、キッチン扉に施すことも出来るかもしれません。オーダーメイドキッチンや造作家具を選びモールディングを施すことで、内装との統一感がいっそう高まり、本物の欧米スタイルコーディネートが完成します。

3. まとめ

リフォームやリノベーションで壁や床、天井を工事する際に関係する巾木や廻り縁ですが、説明が無いまま、当たり前のように付いている場合は少なくありません。しかし、サイズや色、厚みによって部屋の雰囲気が大きく変わる部分なので、工事前に確認しておくことは重要です。モダンな家では、巾木や廻り縁を目立たなくしたり、付けなかったりすることが増えていますが、欧米スタイルにするのであれば、装飾が施されたモールディングを使い、家具や壁など様々なところに取り入れることで統一感のあるコーディネートにしましょう。

巾木や廻り縁、モールディングを含め、家の細部について前もって確認し、こだわってリノベーションをすることで、よりオシャレで好みのテイストに仕上げることが出来ます。




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