外壁塗装の時期に備えよう!外壁の色ってどう選ぶのが良いの?

外壁塗装に適した季節と言えば、空気が乾燥しているうえに天候が比較的安定している春(4~5月)と言われています。その春の時期に外壁塗装をしようと思うのであれば、冬の時期から依頼するリフォーム会社を選び、外壁の色や塗料の種類を選んだり、見積りを出してもらったり、日程を決めたりと、準備を進めておく必要があります。その点で、家族が休暇に入ったり、帰省で集まりやすかったりする年末年始の時期は、予算を検討したり、外壁の色を選んだりしておく絶好の機会とも言えます。しかし、いざ考えるとなると我が家には何色が良いのだろう、どうやって色選びをすれば後悔せずに納得のいく外壁塗装が行えるのだろうと、悩んでなかなか話が進まないというケースは少なくありません。

そこで今回は、外壁塗装の準備の第一歩とも言える色決めのポイントをご紹介したいと思います。

1. 外壁の色の決め手は何?

外壁の色決めをする際には、どんな点を意識すると良いのか、多くの方の決め手となる2つのポイントをご紹介したいと思います。

■家のテイストに合わせた色選び

外壁の色選びのベースとなるのは、外観のテイストです。どんなテイストの家なのかによって、似合う色がしぼり込めます。まずは、自分の家は何テイストなのか、どんなテイストの家にしたいのか、方向性を決めたうえで色選びを行いましょう。

例えば、欧米スタイルであれば、イエローや水色、グリーン、ブルーなどの鮮やかな色が人気です。モダンテイストであれば、白もしくは黒やネイビーなどのダークカラーでシンプルに仕上げるのが似合います。ナチュラルテイストであれば、ベージュやクリーム色が人気です。

また、外観のテイストも色選びに大きく影響しますが、既存のサッシや玄関ドア、シャッターや雨戸、庇の色とのバランスを意識しておくことも重要です。外壁塗装のタイミングで窓やドアもリフォームするのであれば、一緒にコーディネート出来ますが、既存のままであれば、合わせた色を選ばなければいけません。

例えば、モダンテイストの家であれば窓やドアの色と外壁の色を反対色にすることでパキッとした雰囲気になり似合いますし、欧米スタイルの家もブルーやグリーンの外壁に白のサッシやドアがあえて目立つようなデザインに仕上げることでより欧米らしさを演出出来ますが、シンプルテイストや北欧テイストなど柔らかで温かみのあるテイストが好みの方は、反対色を選んでしまうと窓やドアが強調されて浮いて見えてしまうかもしれません。

さらに、近隣は自然が多いのか、ビル街なのか、などの立地環境も見え方に影響します。外壁の色決めを行う際には、外観で色を変えることが出来ない部分はないか、周りにはどんな色があるかなどをまず確認しておくことが大切です。

■汚れが目立たない色選び

次に色選びの決め手として特に多いのが、汚れが目立ちにくい色が良いという点です。塗料の劣化で塗り替えをしなければいけない時期、耐用年数はありますが、汚れが目立ちやすい色だと、塗料そのものには問題がない劣化以前に、外壁が汚く見えてしまい、定期的なメンテナンスや掃除が必要になるなど、美しい状態を保つのが難しく感じてしまいます。

汚れが目立ちにくい色を選ぶのであれば、排気ガスや砂ぼこりなどの汚れの色に近く同化しやすい色である、ベージュや薄めのグレー、アイボリー、クリーム系の色がおススメです。近くに川があったり、湿度の高い立地だったりしてコケが付着しやすい場合は、淡いグリーン系を選ぶなど、立地環境に合わせて、どんな汚れが付着しやすいかを考えたうえで色選びを行いましょう。

反対に、白や黒の外壁は汚れが目立ちやすくなります。しかし、白と黒は様々なテイストに合わせやすい色でもあるので、これらの色を選びたいと思うのであれば、汚れにくい性質やセルフクリーニング機能がある種類の塗料を選ぶことで、汚れの付着を軽減して美観を保てるかもしれません。

2. 外壁の色選びで後悔しないためのポイントとは?

外壁の色選びは、選択肢が多いうえに、一度塗装すると、気に入らなくてもすぐに塗り替えが出来ないので、慎重に選ぶ必要があります。後悔のない色選びを行うためのポイントをご説明したいと思います。

■小さな色見本で判断しない!

プリントされた色見本調のサイズはとても小さいため、外壁に塗るとどんな感じで見えるか、イメージするのが難しいものです。2~4色ぐらいに気になる色がしぼり込めてきたら、小さな色見本で比較するのではなく、実際に塗料が塗られたA4サイズ以上の色見本を作ってもらい、出来るだけ大きなサイズで実際の塗料の色を比較するようにしましょう。

また、外壁の色なので家の中の電気の下で確認するのではなく、外に出て外壁に見本を当てて、太陽光のもとで確認することで、塗装した時により近い色で見ることが出来ます。

さらに、近所や今まで施工したお宅で同じ色で塗っている建物がないかを教えてもらい、実際に見に行くこともおススメです。色の見え方は、面積の広さや、天候の違いで雰囲気が変わるので、塗装された実物を見ることで、塗装後のイメージがしやすくなり色選びの助けになります。

■パースや加工写真を依頼して確認

同じ色の塗料でも、意外と家のカタチや立地環境によって見え方や雰囲気は変わります。建売住宅で同じ造りであれば比較しやすいですが、こだわって建てた注文住宅や、輸入住宅など、デザインやカタチが違うと特に、自分の家にこの色は似あうかどうか心配になってしまうかもしれません。また、微妙な色の違いの2色で悩んだり、塗り分けパターンやアクセントカラーを付ける場所で悩んだりする際は、色見本のみでのイメージは難しいものです。

そのような場合は、自分の家の図面や写真をもとに外壁パースや合成写真を作成してもらい、色プランを比較させてもらうことで、より家のデザインやカタチに合う色を選べているかを確認することが出来ます。

パースなど立体的に確認することで、気に入っていた色でも、自分の家のデザインには合わないことが分かったり、塗り分けパターンの位置を決めやすくなったりするうえに、プランを比較出来ることで、この場合はどうだったんだろう、この方が良かったのではないか、という後悔が残らない色決めが行えます。

3. まとめ

春に外壁塗装を行うのであれば、冬の時期から色決めなどの準備を行いましょう。色選びを行う際は、外観の既存のテイストや目指したいテイストに合わせることで色をしぼり込めます。窓やドアなどリフォームをせずに色が変わらない部分や、立地環境とのバランスも意識しておくことは重要です。また、汚れが目立ちにくい色を選ぶのであれば、付着しやすい汚れの色と同化するクリームやベージュなどの淡い色が人気です。色の選択肢が多いうえに、立地環境や家のデザインなどはそれぞれなので、大きな色見本を活用したり、実際に塗装している建物を見たり、3Dパースや合成写真を活用したりして、後悔のない色選びを行いましょう。

外壁塗装の時期に備えて、色選びやリフォーム会社決めなど早めの準備を行い、後悔のない外壁リフォームにしましょう。

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