反響をいただいております
「中古マンションを買ってオシャレにリフォームする方法」。
「天井編」「壁面編」に続きまして、
今回は最終回、「床面編」です。
盲点となりがちかもしれませんが、
オシャレにリフォームしたいと思ったら、
床材の選択は重要ポイントです。
今回は特に、玄関の床をメインに事例と共に紹介したいと思います。
入口から玄関の床で靴を脱ぎ、
廊下からリビングへ友人やお客様などを招き通す
パブリックスペース。
ここは拘りをもってケチらず、少々お値段の張る素材や
デザイン性の高い素材を使っていいと思います。
訪れたお客様からはきっとお褒めの言葉を頂くと思います。
ホテルにみたいでお洒落とか、雰囲気がいいわね、とか。
最近はインターネットでの買い物が増え、
宅配の方なども玄関までは荷物を運ぶので、
玄関はもとより廊下なども見られていると思いますよ。
人間の視線は上より下の部分を見がちです。
第三者の視点からも素敵な家だなと思われるマンションのオシャレ度アップは、
まずは玄関の床から!というほど重要なんですよね。
それでは、リフォーム現場の経験25年以上のキャリアの私から、
実際のリフォーム事例を5つ紹介します。
(1)大地に包まれるような雰囲気を醸すナチュラル系タイル
(300mmイモ貼り)
■ダークなモダンスタイルに
どっしりと落ち着きのある、オトナのご家庭にオススメ。
廊下も濃いめの床材で、重厚感をサポート。
(2)地中海のイメージのイタリア製タイル
(300mm+50mmデザイン貼り)
■ヨーロピアンスタイルに
玄関に入ったとたん、「素敵!」と言われること請け合い。
ブルーのインテリアと合わせるといいですね。
(3)やわらかな石模様のイギリス調のタイル
(200mm×400mm馬貼り)
■イングリシュスタイルに
暖かさもオシャレな感じも、両方の要素を取り入れたい欲張りさんに。
一味違った雰囲気に仕上がります。
(4)クリーンで清潔感のある艶あり大理石調タイル
(300mmイモ貼り)
■クールなモダンスタイルに
全体的に、すっきりとした住空間にしたい場合にオススメです。
お手入れも簡単で、シンプルライフ向き。
(5)スペインの赤土を彷彿とするテラコッタタイル
(200mmイモ貼り)
■懐かしいカントリースタイルに
「ただいま~」と玄関のドアを開けると、ほっとする雰囲気がお出迎えしてくれます。
廊下の床材も木目調にして、暖かさをプラス。
※タイルの貼り方(目地)
『芋貼り(芋目地)』シンプルで縦横に目地が通るタイルを貼る方法
『馬貼り(馬目地)』芋目地の横の並びをタイル半分ずらして交互に貼る方法
いかがでしたでしょうか。
中古マンションをオシャレにリフォームして
まわりの皆よりちょっと差を付けたい場合のポイントは
★タイルのサイズや形を慎重に選ぶ。
★素敵な柄や質感そして雰囲気のある色調を選ぶ
★タイルの貼り方を工夫したり、貼る方向を考える
です。
玄関の床面は、入って一番目に着くところ。
足にも感触が伝わる部分です。
あなた好みのオシャレなデザインにできるといいですね。
リフォーム会社に相談するときに、ぜひ参考にしてみてください!
もちろん、弊社さくらリフォームでも、親身になってお客様のご相談に応じます。
ご興味のある方は、ぜひ週末の無料リフォーム相談会までお越しください!
以上、「中古マンションをお洒落にリフォームする方法~床面編~」でした。
テリー久井 リフォームマスター
資格/2級建築施工管理技士 住宅検査技術者(インスペクター)
リフォーム業界25年以上のキャリア。営業から企画設計、工事現場まで、一貫して住宅の建築に携わる。
大人になってから建築の仕事に興味を持ち、23歳でニューヨークへ留学。その後、現地の建売住宅やホームセンターを見るため、ロサンゼルスにも度々訪れる。
◆洋風デザインや輸入住宅が好きで、DIYで自宅のデッキやフェンスを作ったり、ペイントやタイルも施工もして楽しんでいます!