定年退職や子供の独立などで、
第二の人生の歩み方を思案する時期は、
住まいを見直す適齢期といえるのではないでしょうか?
そこで今回は、
終の棲家となる住宅を豊かな空間にリフォームすることで
充実した生活を送れる方法をご提案します。
第二の人生、夫婦の距離感は適切ですか?
第二の人生のためのリフォームを計画する前に、まず押さえておきたいのが、
「夫婦の距離感」です。
定年になると、今までの生活スタイルが、ガラッと変わります。
今まで外での仕事中心で人生を送っていた人であれば、
これからは24時間夫婦一緒の時間になるわけですよね。
とある50代~60代の夫婦を対象にしたアンケートによると、
夫は「今後は妻と共通の時間を持ちたい」と考えている一方、
妻は「自分の時間を大事にしたい、夫も好きなことを見つけて打ち込んでほしい」
と考えているようです。
また妻は「夫にも料理を覚えてもらいたい、家事を手伝ってもらいたい」と考えている一方、
夫は「のんびりゴロンと寝そべりたい」と考えているそうです。
妻は干渉しあわずに自由に過ごすことを求めているのに対し、
夫は妻に対する依存度が高い傾向が見られます。
ただ、健康や加齢のことでは、お互いのことを気にかけているようです。
第二の人生を迎えるにあたって、
「リビングダイニングとは別に、自分の部屋が欲しい」
と言う意見が多くなってきました。
それは夫婦共通の空間であるリビングダイニングと、
各個人に部屋を分けて持つことによって
良いバランスを取っているものだと思います。
趣味やテレビ観賞、もしくはパートナーのイビキがうるさいために自分の部屋が欲しいものの、
相手にもしものことがあったら心配なので、
寝息が聞こえる程度の距離感が欲しいとの意見もありました。
さて、あなたのご家庭では、どのような距離感がベストでしょうか?
まずはそれを話し合ってみてください。
豊かなセカンドライフを実現する為に
程よい距離感を保ちつつ、お互いのことは思いやれる空間作りは、
決して夢物語ではありません。
ここで、「60代以降も生きがいを持てる部屋作り」の実例をご紹介しましょう。
このご夫婦は、2人の息子さんが独立した部屋の1つはシアタールームに、
もうひとつはお客様が宿泊できるゲストルームへリフォームして、
週末はご夫婦共通の趣味である映画鑑賞をしています。
ワイン好きが高じて料理を始めたご主人は、
木目を生かした対面型のオープンキッチンにこだわり、
リビングダイニングはさながらアットホームなビストロのよう。
料理の味は奥様のお墨付きで、
ワンシーズンに一度は旧知のお友達やご近所さんを招いて、
旬の食材を使った食事会を開いているのだそうです。
「定年前はまったくご近所付き合いはしていなかったのに、
食事会を始めてから、僕も仲良くなれて、今後が楽しみ」
とご主人は語っておられました。
いかがでしょうか?
人生の円熟味が加わった時期だからこその、
物理的にも精神的にも、こだわりの住空間を実現されていますね。
これはほんの一例です。
皆様にもこのような「夢」はあるのではないでしょうか。
まずは、自由に想像してみてください。
だんだんワクワクしてきませんか?
失敗しないセカンドライフリフォームの進め方
とはいえ、そのようにご夫婦の夢に沿って考えられた空間を、
実際に実現できるかどうか判断がつかないことが多いと思います。
そのような場合、ぜひとも経験豊富な私たちにお任せください!
現地を拝見しながら、プランのご提案や、
それに伴う価格をわかる範囲でお答えしてまいります。
また、夫婦共通の悩みとして
「物が片付かない」「物が捨てられない」ということも多く聞かれます。
弊社の強みとして、整理収納に関するサービスも多くご提供しております。
収納調査から収納提案、必要であれば使いやすい収納方法のアドバイスも
有資格者がご案内させていただきます。
まずは週末開催の無料相談会にお越しください。
皆さまの第二の人生をサポートすべく、社員一同お待ちしております。