この壁、取りたい!間取り変更とフローリングの意外な関係

リフォームの中で多く見かけるのが、
部屋を広くするために間仕切り壁を撤去する工事です。

例えば、隣の洋室の壁を壊して大きいリビングダイニングにしたいとか、
2つ並びの洋室をくっつけて大きな洋室とウォークインクロゼットを作りたいなどです。

簡単そうに思える間仕切り撤去工事ですが、実は奥が深い工事なのです。

今回は、フローリングで仕上がっているマンションの間仕切り壁を撤去する時に、
事前に知っていると役に立つポイントをお知らせいたします。

 

床は繋がっていません。

皆さんがお住まいの部屋の床に、穴や溝はありませんよね?
もちろん、お風呂の排水溝など生活に必要のものは除きます。

玄関や水廻りと干渉している部屋の間に段差はあるかも知れませんが、
基本的には、一続きの床のはずです。

普段生活しているとそれが当然なのですが、
実はその床は繋がっていないのです。

もちろん手抜き工事ではありません。

部屋を作る時は、最初に壁を作り、後に床を作るのです。
(他にも色々な工程がありますが、ここでは割愛します。)

ですので、壁を撤去すると、写真のように部屋に溝が出現するわけです。

【間仕切り壁の解体中の写真です。ピンク色テープから覗いているクリーム色が既存のフローリングです】

 

隣り合っている部屋でも床の高さが違う場合があります。

まれに、壁を挟んで互いの部屋の床の仕上がり、数ミリ違う場合があります。

このような物件では、間仕切り壁を撤去してその間の床面を補修程度で済ますような工事を行えない場合があります。

【写真の工事は壁撤去後、フローリングも張替工事を行う案件だったので事なきを得たのですが、間のみの床補修だった場合を考えるとゾッとします。】

 

予算には限りがあります。

解体工事、造作工事、仕上げ工事は、
範囲が広がれば広がるほど、手間と材料代がかかります。

ただ、予算は無限にはありませんから、
いかに予算を考えながら夢の間取りを実現するかを考えなければいけません。

間仕切り壁を撤去して二つの部屋を一つにするような工事の場合は、
解体工事を少なくして、造作工事に予算をかけると良いと思います。

そこで、壁を撤去した後の溝を補修しつつ、
既存フローリングを解体せずに統一感のある空間を作る商材があります。

既存のフローリングに重ねて施工するように考えられたフローリングです。

写真で使っているのは、大建工業のサーモプラスという商材です。

解体工事が省けた分、工費も工期も短縮できて、お客様は大喜びでした。

 

いかがでしょうか。
壁を取り払うだけで簡単にできるだろうと思っていても、
意外な落とし穴がある場合があるんですね。

住宅に関する知識がなければ、思いもよらないことでしょう。

リフォーム会社に見積もりを取ってもらう際は、
経験はもちろん、レアケースの知識も豊富な会社にお願いしたほうが安心ですね。

 

さくらリフォームでは、週末にリフォーム無料相談会を開催しております。
リフォームを検討していて、相談したいことがある・・・といった場合、
ぜひお越しください。
経験豊富なスタッフがお待ちしております。