外壁 防音
「将来子どもが生まれたときやペットを飼うことになったときのために、室内の防音性を高めてみたけど、思ったよりも音漏れや騒音が激しい。」こんなお悩みをお持ちの方におすすめなのが外壁リフォームです。この記事では、なぜ外壁リフォームをすれば防音性を高めることができるのか詳しくご紹介していきますので防音性を高めたい方はぜひご覧ください。

~外壁で防音性を高められる?~

次のような外壁リフォームをすれば防音性を高めることができます。

①コーティングする

されど、コーティングかと思われるかも知れませんがコーティング塗料を塗ることで壁の強度が増すのでリフォームでプロにコーティング塗料を塗ってもらうと良いでしょう。そうすることで、壁全体に膜を張ることができるため防音性を高めることができます。

③外壁そのものを厚くする

外壁そのものを厚くすることでも防音性を高めることができます。
どうやって分厚くすればいいか分からないし、そもそも分厚くできるか分からないと思われるかも知れませんがリフォームすれば分厚くすればいちど外壁の素材を取り外して特殊な素材を埋め込んだり、塗料を何度も塗りこんで層を厚くすることも可能です。

④防音ガラスつきの窓をつける

防音ガラスつきの窓をつけることでも防音性を高めることができます。ひとくちに防音ガラスといってもさまざまものがありますので下記に詳しくまとめておきます。

  • 1枚ものの厚みのあるガラス
  • 合わせガラス
  • 複層ガラス

人気が高いのは合わせガラスと複層ガラスです。
防音用の合わせガラスや複層ガラスは2枚以上のガラスの厚みを少し変えているのが特徴です。

ガラスは厚くするほど大衆法の原理で防音性能が高まります。
しかし厚みを出すだけでは、特定の音の波長に弱くなってしまいます。

そもそも音が聞こえる仕組みは空気を振動させているからです。

ガラスが音を通すのは外側から受ける空気の振動でガラスも振動を起こして内側の空気も振動させているからです。

ガラスの振動の周波数と音の周波数が一致すると、透過音も増加してしまいます。
この現象をインシデンス効果と呼び、幅広い音の周波数で発生する現象です。

ガラスが振動しやすい周波数は厚みによって変わるので、1枚の厚いガラスよりも厚みの異なる複数のガラスを使った方が防音性の高くなる仕組みです。

複数枚のガラスを使っていても、厚みが同じだと防音性では逆効果になることがあります。

北海道などの寒冷地で人気のペアガラスは2枚のガラスの間にスペースを持たせることで冷気の侵入を防いでいます。

一見、通常の単板ガラスよりも防音性が高いように見えますが、同じ厚みで中間に空気層があると中空層の空気が2つのガラスの振動を増幅し、伝達される音を増強させるスプリング現象を起こします。

つまり、ペアガラスで騒音対策をしたい場合は2枚のガラスの厚みが異なる防音性に特化したものを選ばないと逆効果になってしまうことがあります。

  • 温度対策

複層ガラスは空気、合わせガラスは膜によってガラスとガラスの間でワンクッション音を受け止める場所を用意しています。

厚みの異なるガラスにすることで中間層は遮音性に大きく貢献しますが、合わせガラスの中間膜は気温によって硬さが変わって、冬になると膜が硬くなり音(振動)の吸収性能を落としてしまいます。

そこで防音用の合わせガラスは気温に左右されにくい防音用の中間層を採用して1年を通じて安定した防音性を確保しています。

このようにガラスによって特徴がありますので目的に合ったものを選びましょう。

~まとめ~

さくらリフォームでは、今回ご紹介したリフォームも行っておりますので外壁のリフォームをして防音性を高めたいときはお気軽にお問い合わせください。