外壁のメンテナンス方法徹底解説

外壁のメンテナンス方法徹底解説

日々、紫外線や風雨にさらされている外壁は年月とともに劣化してくるため、メンテナンスによって長持ちさせることが重要です。

外壁には、

・モルタル系外壁
・タイル系外壁
・サイディング系外壁

などの種類があり、それぞれに必要なメンテナンス方法やコストが異なるため、ご自宅の外壁に合ったメンテナンスを施さなければいけません。

そこでこの記事では、外壁の種類別に、メンテナンス方法をご紹介していきます。

~種類別メンテナンス方法~

・モルタル系外壁
・タイル系外壁
・サイディング系外壁

これらの3つの素材の特徴は異なるため、そのメンテナンス方法も異なります。ここでは、それぞれのメンテナンス方法を詳しくみていきましょう。

1.モルタル系外壁のメンテナンス方法

モルタル系外壁は、セメントと砂、水により構成されています。防水性が低いため水に弱く、ひび割れを起こしやすい外壁です。さらに、モルタル系外壁は劣化すると水を浸透しやすくなるため、湿気によりカビやコケが発生し汚れやすいという欠点があります。

モルタル系外壁のメンテナンス1.クラックを補修する
外壁にクラックなどの亀裂が見られる場合は、クラック補修を行います。まず、サンダーを使い該当箇所をUカットし、プライマーを塗布します。

次に、小さなクラックであれば防水モルタルを注入、それ以外の場合はシーリングを注入し、その上にモルタルを重ねます。補修部分が目立つため、その部分を綺麗に塗装すれば、クラックのメンテナンスは完了です。

モルタル系外壁のメンテナンス2.浮きや擦れがある場合は塗り替える
塗装に浮きや擦れが出てきている場合は、外壁全面塗り替えが一般的です。モルタルはひび割れを起こしやすいため、ひび割れを起こしにくくする弾性塗料がおすすめです。

モルタル系外壁に発生しやすいカビ・藻・コケが見られる場合は、高圧洗浄で完全に汚れを落としてから塗装を行います。

2.タイル系外壁のメンテナンス方法

タイル系外壁は、紫外線や風雨の影響を受けにくく、耐久性が非常に高いといえるでしょう。そのため、メンテナンスを行う必要がない「メンテナンスフリー」だと謳われることがあります。

確かに、タイル系外壁は塗り替えの必要はありません。しかし、年月とともにタイルに亀裂が入ったり、ジョイント部分が劣化して剥がれたりすることがあるため、やはりメンテナンスは必要です。

タイル系外壁のメンテナンス1.クラックがある場合は貼り替える
クラックなどの亀裂やタイルの浮きが見られる場合は、タイル自体を貼り替えることがおすすめです。一度劣化したタイルは、補修してもまた不備が起こりやすくなります。何度も補修を重ねることになりかねないので、思い切ってタイル自体を取り替えてしまう方が良いでしょう。

タイル系外壁のメンテナンス2.コーキングを補修する
タイル同士の隙間部分のコーキングも劣化してきます。タイル自体は劣化に強い素材ですが、目地に使用されているコーキングは痛みやすく劣化しやすい部分です。古いコーキング剤を綺麗に取り除き、新しいコーキング剤を注入、補修していきます。

3.サイディング系外壁のメンテナンス方法

サイディング系外壁は、以下の2つに分けられます。

・窯業系サイディング
・金属系サイディング

それぞれのメンテナンス方法は次のとおりです。

サイディング系外壁のメンテナンス1.窯業系サイディングはコーキング補修と塗り直しを行う
窯業系サイディングは、サイディング自体の防水性が低く、コーキングが劣化しやすいという弱点があります。コーキングの剥がれなどから雨水が入り込むことで、雨漏りの原因にもなります。コーキングの劣化が見られる箇所の古いコーキングを剥がし、新しいコーキング剤を注入し補修します。

また、塗膜に浮きや擦れなどの劣化が見られる場合は全面塗装をします。窒素系サイディングは水に弱いため、塗膜の劣化から水が入り込み、素材自体も劣化させてしまうためです。

サイディング系外壁のメンテナンス2.金属系サイディングは防錆処理と塗り直しを行う
金属系サイディングは、サビに強いイメージがありますが、年月とともに少しずつサビが見られるようになってきます。その場合は、研磨などで綺麗にサビを取り除き、防錆塗料を塗布してから、塗装工程に入ります。

金属系サイディングには有機溶剤は使えないため、水性塗料を選別する必要があります。また、防錆塗料を塗布することから、フッ素系や無機溶剤といった高級塗料を使うことはありません。比較的安価なウレタン塗料やシリコン塗料が一般的です。

ジョイント部分などにコーキングの劣化が見られる場合は、古いコーキングを取り除き新しいコーキング剤を注入し補修します。

外壁メンテナンスの時期は築10年のタイミング
一般的に外壁メンテナンスを行うタイミングは、築10年頃です。なぜ「築10年」なのでしょうか。それには、次の2つの理由があります。

理由1.ウレタン系やシリコン系の塗料の耐久性は約10年

1つ目の理由は、外壁塗装で使用される塗料の耐久性の問題です。外壁塗装の塗料は、アクリル系塗料、ウレタン系塗料、シリコン系塗料、フッ素系塗料などに分けられます。

アクリル系塗料やウレタン系塗料の耐用年数は6〜10年程、シリコン系塗料は12〜15年程、フッ素系塗料は15〜20年程です。新築時に用いられる塗料によって異なりますが、このような耐用年数の関係で、築10年がメンテナンスの時期といえるのです。

塗料の耐久性が10年前後ということは、10年を過ぎると塗料の耐久性が低下し、外壁の防水性が悪化していきます。その結果、雨漏りや塗料の剥がれなどの劣化が起こるのです。

理由2.外壁は年々劣化し10年経つと剥離が起こる

2つ目の理由は、経年劣化の問題です。外壁の劣化は、1〜2年を過ぎた頃から始まります。初めは変色といった軽度なもので、紫外線や雨風によって外壁塗装の塗膜がダメージを受けたことにより発生します。

5〜6年になると、チョーキング現象が起きてきます。チョーキングとは、外壁塗膜の劣化により塗料の成分がチョークのように粉状になって現われる現象のことで、触ると手に白い粉が付きます。この現象が現われると、外壁塗装の効力が落ち、劣化してきているサインになります。

6〜7年になると、カビやコケが見られるようになります。これは外壁塗装の防水性などの効力が低下し、汚れが付着している状態です。

さらに8〜9年になると、外壁やコーキングにひび割れが発生してきます。これはかなり劣化が進行してきているということ。ひび割れから雨水が入り込むと、雨漏りの原因にもなります。

そして、10年経つ頃には剥離が起こってきます。これは外壁としての保護機能が失われている状態なので、このような重度な劣化症状が現れる頃がメンテナンスの時期だと考えてください。

10年経つ前に定期的なメンテナンスを行おう
このように、築10年までは外壁に使われている塗料の耐久性が保たれ、修理する場合も比較的軽度な対応で済むでしょう。

しかし、築10年を過ぎてくると、塗料の耐久性が失われ、部分的な修理だけではなく全面塗り替えや貼り替えといったメンテナンスが必要です。

築10年のタイミングで行う本体的なメンテナンスは多額の費用がかかりますが、それまでの軽度な劣化においても定期的に修理しておくことで、全面メンテナンスになったときの費用を抑えることができます。

定期的に外壁の状態を確認し、適切なメンテナンスを行うようにしましょう。

外壁メンテナンスの費用を種類別に解説
外壁メンテナンスの費用

外壁にはさまざまな種類があり、それぞれメンテナンス方法が異なります。当然メンテナンス方法によって費用も異なってきますので、外壁の種類別にどれほどの費用がかかるのか解説していきます。

1.モルタル系外壁のメンテナンス費用相場は60〜80万円

モルタル系外壁のメンテナンス費用の相場は、約30坪で60〜80万です。塗料の耐用年数によって費用が異なり、耐用年数の長いものほど相場は高くなります。

現在は、費用対効果が最も期待できるとして、ラジカル塗料やシリコン塗料が広く普及しています。また、同時にシーリング補修も行う場合は、プラス10〜20万円の費用が必要です。

2.サイディング系外壁のメンテナンス費用相場は60〜300万円

サイディング系外壁のメンテナンスには、主に以下3つの方法があり、費用も大きく異なります。

・塗装(60〜100万円)
・重ね張り(60〜200万円)
・貼り替え(60〜300万円)

サイディング自体の価格が種類によって異なり、窯業系サイディングは1平方メートルあたり4,000円から、金属系サイディングは5,000円からが相場です。

このようにサイディングの種類や面積、枚数によって費用は変わってきますので、相場にはかなり幅があります。

貼り替えの場合、既存のサイディングを撤去する手間や廃材処理費等の諸経費がかかるため、重ね貼りよりも相場は高くなるでしょう。

3.タイル系外壁のメンテナンス費用相場は100〜200万円

タイル系外壁のメンテナンス費用相場は、モルタル系やサイディング系の塗装、貼り替えに比べると高いといえます。

タイル自体の相場が1平方メートルあたり最低でも9,000円はかかります。同じ貼り替えメンテナンスでも、サイディング材は3,000〜10,000円が相場ですので、タイル系外壁はサイディング外壁よりも高い費用がかかることがわかります。およそ100〜200万程度、タイル系外壁の方が費用がかかると考えていてください。

このようにタイル系外壁には高い費用が必要ですが、デザイン性が高く、強度や硬度があり非常に丈夫な外壁です。過酷な自然環境の中でも耐えられる素材ですので、寒冷地域でも広く使われています。

しかし、メンテナンスフリーとも言われるタイル系外壁でも、経年劣化による汚れやひび割れは避けられません。やはり10年を目安にメンテナンスを行う必要があります。

また、それぞれの外壁メンテナンスに足場が必要かどうかでも費用は変わってきます。足場の費用は、30坪で20万円程かかります。部分的に足場を建てる場合でも費用はかかりますので、事前に足場が必要かどうかきちんと確認しておくと良いでしょう。

外壁メンテナンスを怠ると起こる5つのトラブル
外壁メンテナンスの方法・時期・費用を全部まとめて解説_03

以上のように、外壁メンテナンスには多額の費用がかかりますので、尻込みしてしまう方もおられるでしょう。

しかし、適切な時期に外壁メンテナンスを行わないと、家の寿命をどんどん縮めることになり、結果的にさらに多額な費用がかかってしまいます。

適切な時期にきちんとメンテナンスを行うと、軽微な外壁塗装や貼り替えのみで済むでしょう。しかし、メンテナンスをせずに放ってしまうと、外壁だけでなく建物内部にも腐食が見られるようになり、その補修や駆除をしなければなりません。最悪の場合、家自体を建て替える必要も出てきます。

~まとめ~

さくらリフォームでは、外壁のメンテナンスも行っておりますのでまずはお気軽にお問い合わせください。

 

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