自宅やプライベートが充実した大人の落ち着きと、余裕がある男性に見合った家にするためには、インテリアや趣味が楽しめる家づくりを行えるとベストです。しかし、意外と洋服や小物、趣味のモノは揃えられても、家を丸ごと自分らしい大人の男の家に整えるのは難しいと感じている方は少なくありません。雑誌で見るようなオシャレな大人の男らしい家にするために、どんなリフォームをすると良いのでしょうか?
男のこだわりが見える家にする点で、男性に人気のインテリアテイストや、家づくりのリフォームポイントをご紹介したいと思います。
1.大人の男性に人気のオシャレなインテリアテイスト3選
インテリアテイストによって、大人らしさ、男らしさを感じられる家にすることが出来ます。オシャレな男性の家にするうえで特に人気のインテリアテイストを3つご紹介したいと思います。
無骨さがカッコいい『インダストリアルテイスト』
「工業的な」を意味するインダストリアルは、工場で使われている製品を使ってインテリアを作ったり、工場街をイメージさせるような、住宅のようにキレイに仕上げられていない、剥き出し感のある無骨な雰囲気に仕上げたりするテイストです。スチールやアイアン、コンクリートといった素材を中心にインテリアを仕上げます。
無骨な雰囲気がカッコよく、ワイルドな家づくりをしたい男性に人気です。リフォームによって家そのものをインダストリアルテイストにしておけば、無骨なテイストなので、持ち物や小物も細かく片付けず、並べて雑然と置いても、インテリアの一部としてオシャレな雰囲気に変わるというメリットがあります。そのため、整理整頓が苦手という方でも、コーディネートしやすいテイストと言えます。
落ち着きと清潔感が溢れる『スタイリッシュモダンテイスト』
白・黒・グレーといった無彩色や、ダークブラウンなどの落ち着いた色でシンプルにまとめるスタイリッシュモダンテイストは、洗練さや清潔感を感じさせるインテリアテイストです。
隠す収納でモノが少なく、空間に余白を作るような間取りやレイアウトにすることから、生活感のないシンプルで落ち着きのある雰囲気にすることが出来ます。そのため、非日常感を味わえるホテルライクな空間を好む方や、ミニマリストな暮らしをしたい方にスタイリッシュモダンテイストは人気です。
センスの良さとこだわりが感じられる『ミッドセンチュリーテイスト』
1940年~1960年代の時代を指すミッドセンチュリーは、その時代に生まれたインテリアや家具、建築物がデザインやテイストのひとつとなっています。
ポップなカラーが取り入れられ、家庭向けのデザインでありながらも、質の良さや使いやすさ、素材やカタチにこだわりを感じるモダンなデザインのオシャレさは、現代ではレトロテイストのひとつとしてカッコよく、男女ともに人気です。
イームズチェアなど、ミッドセンチュリーを代表するデザイナーの家具は特に人気で、ハーマンミラー社の家具が好きな方や、イスや照明のコレクターの方が、家具に合わせてミッドセンチュリーテイストにリフォームするケースも少なくありません。ミッドセンチュリーはアメリカ生まれのデザインが中心ですが、同時代の日本で生まれた家具、カリモク60も男性ファンが多く、家具とのコーディネートを楽しめるテイストのひとつと言えます。
2.男のこだわりを見せる家づくりのポイント
好みのテイストを決めたうえで、リフォームやリノベーションを行うことで、統一感のある空間に仕上げることが出来ます。そこからさらに、男のこだわりが見えるような家にするための、リフォームポイントをご紹介したいと思います。
本物の素材で魅せる大人な男のインテリア
空間の高級感や質の良さは、リフォームで使う内装材や家具の素材によって大きく変わります。そのため、テイストに合わせて、色味を合わせるだけではなく、素材にこだわることが重要です。最近は、テイストに合わせた○○風という素材が増えていますが、本物の素材を使うことで大人のこだわりを見せることが可能です。
例えば、合皮(PUレザー)よりも本革を使ったり、木やタイルのデザインがプリントされたものではなく、本物の木やタイルを使って内装を仕上げたりすることで、より重厚感が出ます。
特に、部屋全体に影響する壁や床材で本物の素材を使うことを意識してみましょう。床材には合板を使った複合フローリングよりも、一枚板の天然木を使用した無垢フローリングを使う方が、木の質感を感じることが出来るうえに経年変化による味も楽しめて、大人の魅力に繋がります。インダストリアルテイストであれば、キレイに加工されていない木板や、足場板などの建築材料を使うことが出来るかもしれません。
壁も、コンクリート調やタイル調、塗り壁調の壁紙を使うよりも、コンクリート仕上げやタイル張り、塗り壁で仕上げる方が、素材のもつ質感を楽しめます。
ミッドセンチュリーテイストの場合は、ミッドセンチュリー風デザインの家具ではなく、その時代のデザインやデザイナーの家具を揃えていくこともおススメです。また、欧米風ではなく、輸入建材を使って仕上げることによっても、こだわりを見せることが出来ます。
本物の素材やデザインは、リフォームも家具も費用が高めにはなってしまいますが、その分の高級感や質の良さ、長く使えるメリットもあり、モノの価値を知っている、大人らしい選択のひとつと言えます。
照明でON・OFFを切り替える大人な空間
本物の素材をいっそう引き立て、空間に温かさや落ち着きを演出するうえで、照明にこだわることも重要です。間接照明や部屋の明るさを変えることが出来る調光機能付き照明を取り入れてみましょう。
間接照明用のスタンドライトやスポットライトを置くことも出来ますが、足元や壁、天井を照らすために、リフォームで壁や天井に照明を埋め込むなら、空間を広く使えますし、落ち着きを感じさせる余白を残せます。
さらに、家で仕事をしている方にとっては、癒しとなるプライベート空間も仕事場も同じ空間になるかもしれません。そのため、仕事とプライベートの切り替えが難しいと感じている方は少なくありません。その点でも、照明を使うことは効果的です。仕事の時間はメインライトを使い部屋を明るくし、プライベートな時間には、間接照明にしたり、調光機能で少し暗くしたりすることで、部屋の雰囲気が一機に変わり、仕事とプライベートのON・OFFの切り替えに役立ちます。
部屋の用途や時間に合わせて、照明を切り替えられるようにすることで、限られた空間でも、様々な雰囲気を楽しむことが出来ます。
3. まとめ
大人の落ち着いた格好いい雰囲気は、家にも反映させたいものです。その点で、無骨でワイルドな雰囲気に出来るインダストリアルテイストや、シンプルで落ち着きがありホテルライクな雰囲気に出来るスタイリッシュモダンテイスト、デザインや質、家具へのこだわりが感じられるミッドセンチュリーテイストにコーディネートしてリフォームするのが人気です。リフォームの際には、無垢やタイル、コンクリート、革などの本物の建材を使うことや、間接照明や調光など照明にこだわることで、より大人の男のこだわりが見える家にすることが出来ます。
拠点となる家をリフォームすることで、自分らしくカッコいい、大人の男磨きをするのはいかがでしょうか?
【実例公開】雑誌レベルの男の空間!H邸のこだわり満載リフォーム事例を大公開!
記事をお読みいただきありがとうございます!男性のこだわりが見える、自分らしい家へのリフォームは、一度生活を始めてからもその魅力を日々実感することができるものです。
そして、その実現例をぜひこちらでご覧ください。世田谷区のH邸では、自分らしさを存分に表現したリフォームを行いました。賃貸住まいから相続したマンションを、雑誌で憧れていたインテリアにフルリフォームした結果をお見せします。
縦長のリビングと和室、独立したキッチンをつなげて広々としたLDKにしたり、和室の押入れをなくし洗面所とお風呂を広げたり、狭かった玄関を広げてメリハリのある間取りにしたりと、見事なリフォームが施されています。
この実例からも、男性のこだわりとセンスが感じられ、リフォームを通して自分だけの空間を作り上げる楽しさと満足感を実感できることでしょう。
ご興味のある方はぜひ、このH邸のリフォーム事例をチェックしてみてください。それがあなたの新たなリフォームの参考になるかもしれませんよ。
NO.003 男のこだわりが詰まった家(H邸) 世田谷区 - 世田谷区でリフォームなら、桜新町のさくらリフォーム(株)
■リフォームのきっかけ 賃貸住まいから、このマンションの相続を機に引っ越し。フルリフォームをして、雑誌で憧れていたインテリアを実現できました。 ■リフォーム内容 ・…