こだわりのオシャレなドアにリフォームするにはどうすればいいの?

家をオシャレにリフォームするためには、ドアのデザインにもこだわりたいものです。しかし、市販のメーカーにはお気に入りのデザインが無いというケースや、もっとデザインにこだわって部屋のアクセントとなるようなメインのドアにしたいというケースもあります。その場合は、ドアをオリジナルのデザインやサイズで造作したり、輸入ドアを活用したりする方法があります。

こだわりのオシャレなドアを造作したりリフォームしたりするには、どこに依頼して、どのようにリフォームすると良いのでしょうか?ドアそのものだけではなく、内装とのコーディネートも意識しながら、ポイントをご紹介したいと思います。

1.造作建具はどこに依頼すればいいの?

デザイン性にこだわってドアを造作してもらいたいと思う場合、依頼出来るのは大きくわけて建具屋さや家具屋さん、そしてリフォーム会社やリノベーション会社です。それぞれにどんなメリットやデメリットがあるのかをご紹介したいと思います。

細かな部分をオーダー出来る『建具屋さん』や『家具屋さん』

現在は、住宅建材メーカーで規格化されたドアがあるので、カタログから好みのデザインや色を選ぶことが出来ますが、本来日本では襖や障子を含めドアは造作されていました。そのため、造作建具は本来の方法とも言える、建具屋さんに依頼することが出来ます。

建具屋さんに依頼すれば、今のドア枠に合わせてピッタリのサイズで作ってくれたり、好みのデザイや素材ンで作ってくれたり、細かな要望に応えてくれます。

しかし、大量生産を行うメーカーのドアとは異なり、職人によるオリジナルの手造りになるため価格は高くなってしまいます。また、建具屋さんによっては、シンプルなデザインのものや、和風のデザインのものなど出来るデザインが限られている場合があるので、好みデザインを作ることが出来る建具屋さんを見つけることが難しい場合が少なくありません。

その場合は、手作り家具を作る家具屋さんに依頼することも出来ます。木ドアであれば、彫りのデザインなど細かな要望にも応じてくれるかもしれません。しかし、ドアに精通している職人さんではないので、普段使いのドアにしては、重くなりすぎたり、設置が難しくなったりする可能性があり注意が必要です。家具のように置くものではなく、開閉して使うものなので、素材の重さや性質にも精通しておく必要があります。

トータルコーディネートが出来る『リフォーム会社』

建具屋さんや家具屋さんが、ドアだけを作るのに対し、ドアも含めて室内コーディネートを任せられるのは、リフォーム会社やリノベーション会社です。リフォーム会社に依頼すると、建具屋さんに依頼して作ってもらうことになるので、結果作るところは同じですが、ドアの交換や設置、間取りや内装のデザインに合わせたリフォームを個別に頼む必要がなく、スムーズにドアリフォームが行えます。

また、カタチだけ作って、内装材と一緒に左官屋さんが塗装をして色味を合わせたり、大工さんが同じ素材で枠を作ったり、室内の細かなコーディネートが行いやすくなるというメリットもあります。ドアの位置やサイズなど導線の良さといった使い勝手に関する提案を受けることも出来ますし、ドアリフォームに伴って、クロスやフローリングのリフォームなどもセットで行うことで、お得に内装リフォームを行えるというメリットもあります。

また、既製品のドアのデザインや価格も把握しているため、造作ドアの費用や、既製品で似たデザインが他にもあるかなどの相談にものってくれるので安心です。

2.こだわりのオシャレなドアにリフォームする方法

どんなにこだわってオシャレなドアを選んだり、造作したりしても、家のデザインに合っていないと意味がありません。オシャレで使いやすいドアにリフォームするうえでのヒントやポイントをご紹介したいと思います。

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輸入ドアやアンティークドアを活用してオシャレに!

ドアを造作してこだわりのデザインにする方法もありますが、中には欧米デザインやアンティークデザインのドアなど、思い描く理想のドアが既にあるという方もいらっしゃいます。その場合は、そのデザインに似せて造作するよりも、海外メーカーのドアや、古い家で使われていたドアをそのままリフォームで取り入れる方が、よりデザインや材質、経年変化による味わいなど、本物の理想的なドアを活用することが出来るかもしれません。

また、リフォーム会社を通して造作建具を依頼する場合でも、輸入建材やアンティーク建材のガラスやドアノブなど、部品だけを活用してドアを作ってもらうことも出来ます。

造作建具の場合は、家の間取りや寸法に合わせてドアを作ることになりますが、輸入ドアやアンティークドアを活用する場合は、基本的にドアに合わせて壁や枠を作る必要があります。その点でも、リフォーム会社に依頼する方が、安全で自然な雰囲気に取り付けが行えます。また、輸入ドアは日本のドアの規格とサイズや金具が異なるため、普段から輸入建材の取り扱いがある会社や、欧米スタイルのリフォームやリノベーション経験がある会社に依頼する方が、好みのデザインのドアが見つかりやすくなるだけではなく、ドアの取付けも確実に行えるうえに、家全体のコーディネートも良くなります。

ドア単体でデザインを考えない!

ドアのデザインがどんなにオシャレでも、メインのドアにしたい場合でも、ドアだけがオシャレになると、部屋の中で浮いた存在になってしまい、悪目立ちしてしまうかもしれません。せっかくのオシャレなドアが映えるようにするためには、内装のデザインとの統一感が必要です。そのため、ドアをリフォームする場合は、ドア単体でデザインを確認するのではなく、部屋全体でコーディネートすることを意識しましょう。

全部のドアを造作するわけではなくても、他のドアと色を合わせたり、ドアノブや装飾にアイアンが使われているのであれば、小物や他のドアでアイアンを取り入れたり、モールを付けたりするなど、部分的に合わせることでコーディネート出来ます。

オリジナルで造作できるからこそ、ドア単体のデザインにこだわるのではなく、家全体でコーディネートしたデザインにすることにもこだわってみましょう。

3. まとめ

既製品のドアに好みのものが無い場合や、部屋のデザインのアクセントとなるようなオシャレなドアにしたい場合は、造作建具や輸入ドアにリフォームすることがおススメです。造作建具は、建具屋さんや家具屋さんに依頼することが出来ますが、ドア単体の取り扱いになるので、家全体のデザイン性を高めたいのであれば、リフォーム会社に依頼する方がトータルコーディネートできます。工事や費用の面でも安心です。また、輸入建材の取り扱いがあるリフォーム会社であれば、造作建具以外にも輸入ドアも選択でき、欧米スタイルの家へのリフォームが行えます。

造作建具や輸入ドアで、こだわりのオシャレなドアを使った家にリフォームしてみてはいかがでしょうか?

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