2024年の住みたい自治体ランキング首都圏版(SUMO調べ)で2位を獲得した世田谷区の魅力のひとつは、自然豊かで都内でありながら大きな公園も多く、四季を楽しむことが出来るという点です。そのため、子育て世代や、老後を楽しむ高齢の世代など幅広い世代に人気です。
そんな世田谷に住みたい、四季を感じられる環境で暮らしたい、という方へ、本格的に秋を楽しめる時期を前に、世田谷で秋を感じられるどんな場所があるかをご紹介したいと思います。また、どんな家にすると世田谷での秋をさらに楽しむことが出来るか、おススメのリフォームもご紹介したいと思います。
1.世田谷には秋を楽しめるスポットがいっぱい!
ひとえに世田谷と言っても面積は広く、区内は世田谷・北沢・多摩川・砧・烏山の5つの地域に分かれています。そのため、地域ごとに楽しめる秋らしさは異なります。また、何で秋を感じるかも人によって様々です。自分好みの秋を世田谷で見つけるために、秋を感じられるおススメスポットをご紹介したいと思います。
■世田谷で『紅葉の秋』を楽しむ
世田谷には、都内でありながらも自然を感じられる大きな公園や地域が多くあります。自然から秋を感じたいという方は、紅葉を楽しめる樹木や自然が残る下記の地域や公園を、散歩やサイクリングするのがおススメです。
●駒沢オリンピック公園・・・樹齢50年を超える木々が植えられており、その中には紅葉を楽しめるイチョウも多いので、園内をウォーキングやランニングをしながら楽しめます。ドッグランもあるので、ペットと散歩しながら公園に行き、紅葉を楽しむことも出来ます。
●北沢川緑道・・・約4.3キロの遊歩道で四季折々の樹木や草花を楽しむことが出来ます。特に紅葉が素晴らしく、紅葉で出来たトンネルを歩くことが出来ます。
●砧公園・・・東京ドーム約8個分もの広大な面積を誇り、公園内には約1,000本ものモミジやケヤキがあるので、赤や黄色の美しい景観を楽しむことが出来ます。ファミリーパーク周辺にはイチョウとモミジが広がっており、落ち葉によって出来た黄色の絨毯のうえでお弁当を持ってのピクニックもおススメです。
●成城学園前・・・昭和初期に植樹され、秋には黄金色に輝くイチョウ並木は、成城の街や人とともに成長してきた、成城地区のシンボルともいえる存在です。
■世田谷で『芸術の秋』を楽しむ
世田谷は、アーティストの街と呼ばれるほど、画家や彫刻家、映画や演劇、音楽に携わる芸術家などが多く住んでおり、芸術を楽しめるスポットも多くあります。
●世田谷美術館・・・国内外のアートを鑑賞できる美術館です。美術館の建物自体も美しく、館内にはアートライブラリーやワークショップ以外にも、レストランやカフェもあります。砧公園の一角にあるので、美術館で芸術を砧公園で紅葉を、秋を満喫できるスポットです。
●五島美術館・・・日本と東洋の古美術品が数多く展示され、日本史や中国の歴史を楽しめる美術館です。建物と庭園も五島美術館の見どころです。
●下北沢・・・少しマニアックで個性的な文化、サブカルチャーが楽しめると若者に人気の街『下北沢』では、ライブハウスや劇場、ギャラリーが多くあります。街そのものがアートギャラリーのような、暮らしに密着した芸術を楽しめます。
■世田谷で『食欲の秋』を楽しむ
世田谷にはオシャレなカフェやレストランが多く、暮らしの中でカフェに立ち寄るのがルーティーンのひとつになっている方も少なくありません。食欲の秋に、世田谷で食を楽しむのはおススメです。
●下北沢・・・アートを楽しめるカフェや音楽を楽しめるレストランやバーが多くあります。ブックカフェも多く、読書の秋もセットで楽しめます。
●三軒茶屋・・・グルメスポットとしても有名な三軒茶屋は、居酒屋やカフェが多く、幅広いジャンルの飲食店があります。
●ファミリー農園・レンタル畑・シェア畑・・・自然豊かな世田谷には、飲食店以外にも、自分で農作物を育てることが出来る、区管理のファミリー農園や、自治体管理のレンタル畑やシェア畑があります。旬のものを育てて秋の味覚を楽しむことが出来るかもしれません。
2.世田谷で秋を楽しむ家にリフォームするには?
せっかく秋を感じられる世田谷に住むのであれば、それを最大限に活かして秋を楽しめる家にしてみるのはいかがでしょうか?秋を感じる、四季を楽しむ家にするために、おススメのリフォームをご紹介したいと思います。
■芸術の秋をおうちで楽しむ!
芸術の街、アーティストの街が多い、世田谷に住んでいれば、お気に入りのアートや芸術作品、家具、雑貨に出会う機会が多くあります。アートを飾ることが出来る家、アートが映える家にリフォームすることで、世田谷の芸術を自宅でも楽しめるかもしれません。
例えば、絵や写真を飾れるように、壁にピクチャーレールを設置したり、マグネットが使える壁にしたりすることが出来ます。ピクチャーレールやマグネット対応の壁にしておけば、家具のレイアウトに合わせて位置を変えたり、季節に合わせて作品を変えたりすることも出来て便利です。
また、内装をリフォームする際には、柄付きのクロスにするよりも、出来るだけシンプルにしておくことで、季節や好みに合わせて家具やファブリック、小物で自由にコーディネートを楽しめます。照明もダウンライトや固定のブラケットライトやペンダントライトにするよりも、ライティングレールや引っ掛けシーリングを設置してもらい、デザイナーズライトなど照明器具を変えてアート作品を楽しむことも出来ます。
■自然を家から楽しむ!
自然が多く残っている世田谷の立地を活かして、家の中からも紅葉を楽しめるような間取りや窓の位置を意識してリノベーションを行うことも出来ます。
例えば、紅葉が見える窓に向かってカウンターテーブルやワークスペースを設けたり、座った時の目線の高さで紅葉が楽しめるように、スキップフロアや畳の小上がりを設けたりすることが出来るかもしれません。
戸建で窓を自由に移設したり、新設したり出来るのであれば、紅葉が楽しめる位置がないかを確認してみましょう。秋を感じられる家ということは、四季を感じられる家でもあります。窓の位置次第で、家に居ながら自然の移り変わりを楽しめる家にすることが出来るかもしれません。
3. まとめ
世田谷は、秋を楽しむことが出来るスポットが多くあり、住みたい街としても人気です。駒沢オリンピック公園や砧公園では、紅葉が楽しめる樹木が多くあり自然を通して秋を感じることが出来ます。また、世田谷美術館やサブカルチャーの街、下北沢では芸術の秋を楽しめます。さらに、三軒茶屋の幅広いジャンルの飲食店や、ファミリー農園やレンタル農園を活用して育てる農作物から、食欲の秋を満喫することも出来るかもしれません。家の中でもアートや自然を楽しめる設備や間取り、窓の位置にするなら、秋を楽しめる世田谷の立地を最大限に活かすことが出来ます。
世田谷に暮らして、四季を感じる暮らしを味わってみるのはいかがでしょうか?