玄関をもっと自由に!玄関ホールを美しく有効活用する方法

玄関をもっと自由に!玄関ホールを美しく有効活用する方法ひと昔前の住宅では、大家族で住み、来客も多く、玄関先で会話を楽しむことも一般的だったため、玄関や玄関ホールは広くとられていました。さらに時代をさかのぼると、玄関土間は玄関だけではなく、炊事場として用いられているほど、玄関は広く実用的なスペースでした。しかし最近は、住む人の人数は減り、玄関は出入り口としての利用だけなので、出来るだけスペースを最小限にとどめるお宅が増えています。

しかし、玄関をもっと自由に有効活用することを意識してリフォームするなら、間取りやデザインの幅が広がり、より住みやすい家にすることが出来るかもしれません。どのように玄関を美しく、有効活用することが出来るのか、リフォームのポイントやヒントをご紹介したいと思います。

1.玄関は出入り口利用だけじゃない!?

玄関やホールを活用するとしても、最近はシューズクロークなどの大容量収納としての活用や、ウィズコロナ生活に伴い手洗い器の設置をするなどです。その他にもどんな活用法があるのでしょうか?ご紹介したいと思います。

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玄関ホールの広さと吹き抜けを有効活用

玄関ドアを開けた時に開放的で明るい雰囲気にしたいと思うものです。そのため開放感を求めて玄関ホールを広く、吹き抜け空間にするお宅は少なくありません。そんな開放的な空間を利用して、玄関ホールにピアノやチェロなど大きめの楽器を置いて演奏できる場にすることが出来るかもしれません。

楽器を置くスペースとして玄関ホールを活用する方法は、自宅でピアノ教室を開いている方や、プチ演奏会を開きたいという方にとっても人気の間取りで、来客を家の中まで入れずにすんだり、土間を広めにすればイスを並べて土足のまま、演奏会を視聴することが出来たりして便利です。

ピアノのための部屋を作ったり、リビングや子ども部屋にピアノを置いたりすると場所をとっているような気になりますが、玄関を開放的にしたいという目的を兼ねて広いホールにすれば、邪魔にもならず一石二鳥です。しかも、オシャレな家具のように置いているだけでも絵になります。

玄関を子どもたちのスペースに!

玄関ホールや土間を広くして、子ども達のスペースとして兼用することも出来ます。庭があれば家でも遊ぶことが出来るかもしれませんが、充分なスペースが取れなかったり、ベランダやデッキには洗濯物を干したり、植物を植えたりと、他に活用することがあると子ども達が遊ぶスペースは確保できないかもしれません。しかし、玄関は家にとって必然的なスペースとして元々あるものなので、サイズを広くするだけでスペースを確保しやすい空間と言えます。

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例えば、子ども達が遊べるように、玄関ホールの吹き抜けを利用してボルダリングが出来るようにしたり、ブランコを設けたりしているお宅もあります。

また、玄関土間を広くしておけば、外で遊び足りない子ども達が帰ってきて汚れた服や靴でも、玄関土間で延長して遊ぶこともできます。玄関には一般的に水や汚れに強い床材を選ぶので、子ども用のプールを置いたり、ミニテントを張ったり、アウトドアリビングのような使い方も可能です。ペットとともに過ごす空間としても活用出来ます。

雨や強い日差しなどの天気、早朝や夜などの時間にも左右されず元気に遊べる空間として最適です。

2.有効活用しながら美しい玄関にするヒント

玄関ホールを出入口としてだけではなく、自由に有効活用できるかもしれませんが、上手にリフォームしなければ、家の顔とも言える玄関がごちゃごちゃした空間になってしまうかもしれません。有効活用しながらも、オシャレな玄関にするためのヒントをご紹介したいと思います。

実用的でオシャレな欧米スタイルを楽しむ!

家族が活用できる土間空間として欧米では、『マッドルーム』というものがあります。来客を迎えるメインの玄関とは別に、コートやバッグを置けるような日常使いの玄関で、靴を脱ぎ履きする日本のように段差がある土間ではなく、フラットな土間空間で身支度を整えることをメインとしながらも実用的でオシャレなスペースです。

隠す収納とも言えるシューズクロークを玄関横に設けることが流行ってはいますが、より実用的な玄関にするうえで、玄関を欧米スタイルのマッドルームにすることを意識してリフォームすることはおススメです。入口となる玄関をマッドルームにすることで、いっそう家全体を欧米スタイルの家にトータルコーディネートすることも出来ます。

欧米のマッドルームでは、靴を置くオープン棚やコート掛け以外にも、腰をかけられるようにベンチを置くことが一般的です。子どもたちに靴を履かせたり、ご年配の方が座って靴を脱ぎ履きしたりするうえで便利ですし、広めの空間にして玄関ドアを開けたり、玄関先が見えるような窓があったりすれば、外出前や帰宅後だけではなく、外を見ながらくつろげる縁側のようなスペースにもなります。ベンチ以外にも、お気に入りのイスを飾るように置いてもオブジェの役割も果たし、オシャレになります。

マッドルームでは収納のために棚やフックを設けるので、小物やオブジェ、植物や作品などをディスプレイする場所としても楽しめます。季節に合わせて模様替えをしたり、ディスプレイを変えたりする楽しみもあり、家に入ってすぐにお気に入りの空間を感じることが出来ます。

玄関やホールは、マッドルームのように、便利なだけではなく、飾ること、デザインやオシャレを楽しむことも忘れないようにしましょう。

3. まとめ

家と外を繋ぐ玄関は、出入り口としての役目だけだからと、コンパクトに造るお宅も増えています。しかし、あえて玄関やホールを有効活用することを意識して広く開放的にリフォームすることも出来ます。玄関ホールの広さと吹き抜けを活用してピアノなどの楽器を置いたり演奏したりするスペースや、土間を広くとって、子ども達が遊べるスペースにすることが可能です。収納場所や外出時に実用的な場所にする場合でも、欧米スタイルのマッドルームの要素を取り入れるなら、オシャレに飾ったり、ベンチを置いてくつろげる空間にしたり出来るので、実用性とデザイン性を兼ねた玄関にすることが可能です。

玄関をもっと自由に、有効活用できるようにリフォームして、ドアを開けてすぐに大好きで落ち着ける家に生まれ変えましましょう!

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