階段の上張りリフォームってオシャレな階段に出来るの?

階段の上張りリフォームってオシャレな階段に出来るの?階段の位置を変えることなく、キレイにしたい場合、上張りリフォームが行われることが増えています。上張りリフォームは、階段のリフォームの中では比較的安く出来る工法で、工事期間も短くてすむ方法です。しかし、価格が安いということは理想通りの階段にリフォームすることが出来ないのではないか、リフォーム方法として良い方法なのだろうかと不安になる方もいらっしゃいます。

上張りリフォームでも、理想のオシャレな階段にすることは出来るのでしょうか?階段の上張りリフォーム方法と注意点、オシャレな階段にする方法についてご紹介したいと思います。

1.階段の上張りリフォーム(カバー工法)とは?

階段のリフォーム方法として用いられる上張りリフォームとは、そもそもどんな方法なのでしょうか?工法と、上張りリフォームが出来ない階段の種類をご説明したいと思います。

上張りリフォームって何?

今ある階段を元にして、表面に新しい階段の素材を張っていく方法を階段の『上張りリフォーム』と言います。新しい建材で覆うので、カバー工法とも呼ばれるリフォームの工法です。

リクシルやパナソニックといった住宅建材メーカーでは、『リフォーム階段』として上張りリフォーム用のシステム化された階段のラインナップがあります。

上張りによるリフォームで見栄えが新品のようにキレイになるうえに、既存の階段を撤去せずにリフォーム出来ることや、システム化された建材があることから、新しく階段を作る架け替えリフォームが100~150万円かかるのと比較して上張りリフォームは15~30万円と、リフォーム費用を抑えることが出来ます。また、工事期間も1~2日と短期間ですみます。

さらに、古い階段と新しい階段で床は二重になるので、防音効果も期待できます。

上張りリフォームが出来ない階段もある!?

上張りリフォームで使われるリフォーム階段は、基本は木素材の階段で、表面を変えることを目的とした建材なので、今の階段とデザインや階段のカタチや幅を変えることは出来ません。

例えば、現在アイアン素材の階段をアイアンでカバー工法にしたり、スケルトン階段のままにしたりすることは出来ません。また、古い階段の形状に沿って新しい素材を上張りするうえで、直線階段が基本なので、らせん階段や曲線があるカーブ階段には対応できません。

しかし、メーカーによってはオープン階段用のリフォーム階段もあるので、メーカー次第で対応できるものもあるので確認が必要です。

さらに、古い階段の段数や高さがベースなので、段数を増やしたり、段差を緩やかにしたりしたい場合などは、上張りリフォームではなく、架け替えによるリフォーム方法を選ぶ必要があります。

加えて、古い階段が古く劣化して不安定だったり、カビが発生していたり状態が悪いと、上張りによって覆ってしまうことになるので、表面だけではなく構造部分を含め、階段そのものをリフォームした方が良い場合もあります。

2.上張りでオシャレな階段にリフォームするポイント

上張りリフォームでもオシャレな階段にリフォームするうえで、どんな点を意識しておくべきなのか、ポイントをご紹介したいと思います。

色でコーディネートする

メーカーのリフォーム階段で上張りリフォームをすると、既製品になるため色や素材が限られてしまいます。そのため、オシャレに出来ないのではないかと感じるかもしれません。確かに数多くある階段の種類やデザインの中で選択肢は限られますが、テイストに合わせてコーディネートすることで、家の雰囲気に合ったオシャレな階段にすることは可能です。

例えば、踏面を廊下のフローリングと合わせ、蹴込み部分を壁に合わせて色を変えることによって、オシャレで明るい階段に出来るので、色のコーディネートを意識しましょう。

また、現在の階段の素材がカーペットやシート張りの場合は、上張りリフォームで表面の素材を変えることが可能なので、雰囲気を大きく変えることが出来ます。

素材にこだわって上張りリフォームをする

見栄えや素材にこだわるのであれば、既製品ではなく、素材そのものを選んで上張りする方法がおススメです。内装材に使った素材を活用して上張りリフォームをすることによって統一感のある空間に仕上げることが出来ます。既製品を使うよりもリフォーム費用は高くなりますが、輸入建材や自然素材など、テイストや素材にこだわった家の場合は特に、家全体のテイストを崩すことなく、階段をリフォームすることが可能です。

階段も統一感のある素材を使えるように、既製品を使わずに上張りリフォームを行う場合は、好みのテイストの建材を扱ったリフォーム会社や、建材の性質を知って適切に扱うことが出来る職人がいる会社に依頼することが重要です。

3. まとめ

今ある階段をベースに表面に新しい階段の素材を張る上張りリフォーム(カバー工法)は、表面がキレイになるうえに、架け替えリフォームと比較すると3分の1程の費用で、工事期間も短くリフォームすることが可能です。今の階段の状態や、階段の種類やサイズ、目指す形状によっては上張りリフォームが出来ないので、確認しておきましょう。また、メーカーのリフォーム階段でも色のコーディネートによってオシャレに上張りすることが出来ますし、既製品を使わず素材にこだわってリフォームするなら、さらにオシャレで統一感のある階段に仕上げることが出来ます。

上張りリフォームであっても、色や素材にこだわってコーディネートすることでリフォーム費用を抑え、オシャレな階段に生まれ変えることが可能です。




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