収納を造作してオンリーワンの暮らしやすい家を手に入れるには?

収納を造作してオンリーワンの暮らしやすい家を手に入れるには?家に収納スペースを増やす方法には、家具を買って設置する方法、リフォームで既製品の棚や家具を造り付ける方法、そして棚や家具を造作する方法があります。どの方法も収納力をアップさせるうえでは効果的ですが、使いやすく暮らしやすい家にリフォームするという点では、収納を造作する方法が適しています。

既製品ではなく、あえて収納を造作することで、どのように暮らしやすさを手に入れることが出来るのか、どんな点に注意してリフォームすべきなのかをご紹介したいと思います。

1.収納を造作することのメリット&デメリット

使いやすい収納を作ることで暮らしやすさを手に入れることが出来ますが、既製品のモノを使うこと以上に造作することにはどんなメリットがあるのか、デメリットはないのか、確認しておきましょう。

収納を造作することのメリット

  • 暮らしに合わせたオンリーワンの収納になる:今持っている荷物の量や、家の造り、暮らしの問題点を踏まえたうえで、暮らしに合わせた収納を作るため、オンリーワンの使いやすい収納になります。
  • 統一感のあるオシャレな部屋になる:フローリングやドアなど内装に使った建材と同じ素材や色に合わせて造ることが出来るので、統一感のある部屋にコーディネートすることが出来ます。こだわりのオシャレな内装に仕上げる点で妥協のない家づくりが行えます。
  • デッドスペースができない:しっかりとプランニングして造作した収納は、ミリ単位で調整し、棚の数も自由にカスタムできるため、収納内部も収納を設置するスペースにもデッドスペースが出来ず無駄がありません。
  • 耐震性が高い:設置型の家具とは違い、造り付けの収納は、地震の際に倒れる心配がありません。さらに、収納したモノが地震の揺れで落下したり、飛び出したりしないように扉を付けたり、引き戸や引き出しタイプにしたりするなど、細かな地震対策も行えます。

収納を造作することのデメリット

  • 完成イメージがつかみにくい:市販の家具は店舗で実際にサイズ感や質感などを確認することが出来ますし、リフォームで使う既製品もカタログやショールームで完成品を確認することが出来ます。その点、造作の場合は、プラン図や素材単体の確認になるので、完成後がイメージしづらいかもしれません。部屋の雰囲気がどう変わるかなど、より具体的に確認したいのであれば、完成予想をCGに起こしてもらうことで、思っていた雰囲気と違ったという失敗が避けられます。
  • 高額になる可能性がある:造作にすると、素材やデザインにこだわりオリジナルになるため、大量生産されている既製品に比べ、費用が高くなってしまう可能性があります。しかし一方で、素材を選んだりデザインをシンプルにしたりするなど、費用面を調整しやすいというメリットもあり、サイズやデザインによっては価格を抑えてお気に入りの収納スペースを手に入れることが出来るかもしれません。
  • リフォームが大がかりになる:既製品であれば設置だけなのですぐに終わりますが、造り付けになると、家にも影響するため、造作する職人さんが必要になったり、工事が必要になったりします。また、収納が不要になった場合、家具は比較的簡単に処分できますが、造り付けの場合は撤去工事や内装のリフォームが必要になるかもしれません。

2.収納を造作して暮らしやすい家を手に入れるポイント

収納を造作する際には、上記でとりあげたメリットを最大限に活かす方法で作る必要があります。さらに、デメリット部分を意識して対策をとることで、使いやすい収納になります。どんな点を意識して造作すると良いのかをご紹介したいと思います。

まずは持ち物を整理することから!

造作で収納を設けたにも関わらず、収納スペースがいっぱいで溢れてしまったり、モノが多すぎて取り出しにくかったりして、思ったより暮らしやすくならなかったという失敗例があります。この失敗の原因のひとつには、使っていないものが多くあったり、モノごとに分類されていなかったりすることが挙げられます。

そのため、収納を造作する際には、まずは持ち物を確認して整理することが重要です。必要のないもの、何年も使っていないものでスペースが埋まってしまうと、モノが置けてもデッドスペースと同じです。本当に必要なものを整理し、使いやすい位置に置けるようにしましょう。必要なものが分類できれば、必要以上に棚を設けたり、モノが溢れかえったりすることを防げ、必要な物が取り出しやすくなります。

また、整理する際に、使う場所や使う人に合わせて分類することで、適切な収納位置が分かりやすくなります。使う頻度が多いものが適切な位置にあることで導線が短くなり、家事の時短にもつながり暮らしやすくなります。

その点で、収納のプロである収納アドバイザーに相談すると、自分では分からなくなっている動きやモノの分類などを、適格に教えてもらえるので、収納を造作するうえで助けになります。

大工工事か家具工事にするかを考える

造作で収納を作る方法には、大工さんが現場で造作する方法と、造作家具屋さんが作業場で製造したものを現場で組み立てる方法があります。

大工工事の方が、内装の仕上げと統一感を出せたり、現場で微調整しながらピッタリ作成したりすることが出来ますし、材料に無駄が無く、運搬や据え付けの手間が無いことから、家具工事に比べると費用が抑えられます。

家具工事の場合は、材料やデザインを細かく決めて、より精密に作ることが出来るメリットがあります。

大工工事であっても、リフォームやリノベーションに精通しており、デザイン性の高い工事が行える技術力のある大工さんであれば、家具工事の良さも補うことが出来ます。リフォームを担当する会社のデザイン力や扱っている建材、職人さんの技術力を確認したうえで依頼することで、理想のオシャレな収納を造作してもらうことが出来ます。

3. まとめ

収納スペースをアップさせて、暮らしやすさを手に入れるうえで効果的な方法は、収納を造作することです。造作することによって、収納するモノや暮らしに合ったオンリーワンで耐震性の高い収納になったり、統一感のある内装にコーディネートできたり、デッドスペースをなくしたりすることが出来ます。プランニングして造作する前に、まずは自分の持ち物を整理し、分類しておくことによって、より使いやすい収納にしましょう。また、収納アドバイザーが在籍しており、デザイン性や技術力の高い職人がいるリフォーム会社に依頼することによって、よりオシャレで暮らしやすい収納を実現出来ます。

オンリーワンの収納スペースを造作することによって、暮らしやすい家にリフォームしましょう。




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