イメージがまとまっていないのにリノベを依頼しても大丈夫?

1リノベーションをしたいと考えていても、いつどこに依頼すべきか悩んでいるという方は少なくありません。家の気になる箇所はあるし、インスタなどで好みの部屋も見つけてはいるものの、いざ自分の家のリノベーションとなると何をどうすれば良いのか分からない、イメージがまとまっていないため、こんな状態で依頼していいのだろうか?と思うかもしれません。

そこで今回は、イメージがまとまっていない状態でリノベーションを業者に依頼しても大丈夫なのか、プロの目線でご説明したいと思います。

1.イメージがまとまっていないリノベーションは危険?

リノベーションを依頼する時点で完成後のイメージをもっておくことは重要なのでしょうか?リノベーションを成功させるうえでイメージがどう関係してくるかを、ご説明したいと思います。

イメージがまとまっていなくても問題なし!

リノベーション完成後の家のイメージが出来ているに越したことはありませんが、依頼時に完璧に理想がまとまっているという人はほとんどいません。大抵の方がリノベーションは初めてですし、家族構成やライフスタイルなど、ひとつとして同じ家がない中で、正解がなく、オーダーメイドで行うリノベーションは簡単に想像が出来なくて当然です。

ある程度イメージをもって依頼した方でも、打ち合わせを重ねるうちに気づいていなかった問題点に気づき方向性を変えたり、もっと好みのテイストに出会ったりして当初のイメージとは全然違うリノベーションになったケースもあります。だからといって、それは失敗ではなく、むしろ当初のイメージよりも何倍も良い家にリノベーション出来たと満足できることの方が少なくありません。

むしろ依頼時にイメージがまとまりすぎてリノベーションの自由度や選択肢が狭まっているよりも、柔軟に考え、打ち合わせやプランニングを重ねていく間に、自分のライフスタイルに合った家になる方が、満足度の高いリノベーションが出来ます。打ち合わせの時間に余裕が持てるように、イメージがまとまってから依頼しようとは思わず、リノベーションをしたいと思った時に早めに依頼する方がおススメです。

工事前にイメージが出来ていないのは危険!

依頼時にはイメージがまとまっていなくても問題はありませんが、工事が始まる時点で、完成後のイメージがわかない、不明な部分が多くて不安というケースは危険です。そのまま工事に入ってしまうと、工事中は不安が増しストレスになりますし、完成後も思っていたイメージと違った、と後悔が残りかねません。

プランが決まって工事に入る前に、ある程度完成イメージが出来ているか、分からなくて不安、ということがないように、不安なこと、納得できていないことは打ち合わせの度に確認して解決するようにしましょう。

また、図面だけではイメージ出来ない部分はパースを出してもらったり、施工例を見せてもらったり、ショールームで実際に商品を見て触ったりして、より具体化しておくことが大事です。さらに、プランナーや家族が抱いているイメージが自分のイメージと違っている場合もあります。お互いの頭の中は覗けないので、出来るだけ言葉に出したり、図面や画像で相違がないかを確認したりしてズレがないようにしていきましょう。

2.家づくりを成功させるためのリノベーション依頼時のポイント

初めからイメージがまとまった状態で依頼できるわけではありません。それでも、最終的に不安なく工事に入れるようになるためには、スタートが肝心です。リノベーション依頼時に大切なポイントをご紹介したいと思います。

遠慮は無用!何でも話せる会社・担当者選びが大事!

初回の打ち合わせの際には、どんなリフォームをしたいか、イメージなどを上手く伝えられるかどうか、という点を意識してしまうかもしれませんが、そもそも何でも話せるか、話しやすい担当者かどうかを判断することが重要です。初回の打ち合わせなのに、あまり話さなかった、いつの間にか担当者がリノベーション内容を決めてデザインやプランも言われるがままになっている、という場合は注意が必要です。イメージがまとまらない、伝わらないどころか、思っていたリノベーションすら行えない可能性が高くなってしまいます。

家づくりを成功させるためには、試行錯誤しながらより良いものにしていくことが大事です。リフォーム会社や担当者との会話、家族との会話など、会話の中でどんどん良くなっていったり、方向性が見えてきたりするものです。

経験豊富な営業マンであればリノベーションのプロなので、家の問題や暮らしの悩みを会話の中から汲み取っていくことも出来ますし、漠然とした好みやイメージをまとめ、方向性を整えていくことが可能です。しかし、施主が話辛さを感じて話が出来なければ情報量が少ないため、したいことや方向性を汲み取ること自体に限界が出来てしまいます。担当者との相性も少なからずあるので、話しやすい聞き上手な人を担当者に選ぶことは重要です。

家のこと、暮らしのこと、リノベーションに関係あるのかな、と思うようなことでも、遠慮はせずに、何でも話してみましょう。親身になって話を聞いてくれる担当者であれば、少しずつでも希望を伝え漠然としたイメージをまとめカタチにしてくれます。

家族で方向性をまとめる!

リフォーム会社の担当者がどんなに話しやすく、イメージを伝えやすくても、家族が全員バラバラのことを好き勝手伝えるだけでは、一向にまとまらず担当者も困ってしまいます。クロスやフローリングなど、色やデザインに関わる部分を選び始めてから、夫婦でイメージが違うことが分かり、なかなか話が進まないというケースは少なくありません。リフォーム会社との打ち合わせの度に、家族の話し合いの機会になってしまうと意味がありません。家族内で話合って方向性をまとめておくことが重要です。

色やデザインなど平面図から分かりづらい部分の相違を出来る限りなくすためにも、家族それぞれが、理想の室内のイメージやテイストの家の写真や施工例を準備して、お互いに見せあって確認しておきましょう。早い段階でお互いの好みが分かれば、方向性をまとめ、理想の暮らしのイメージに近づきやすくなります。家族間で好みや意見が違う場合でも、早めに分かれば、部屋ごとに担当を分けるなど、解決策も見出しやすくなります。

3. まとめ

どこをどのようにリノベーションしたいか、イメージがまとまっていない状態でリノベーションを依頼しても問題ありません。むしろ、イメージが凝り固まっていないため、選択肢が多く、柔軟な発想でライフスタイルに合った家にリノベーションすることが可能です。しかし、工事前には完成後のイメージが出来るように不安や不明点を無くしておきましょう。そのためにも、リノベーションを考えだしたら早めに依頼すること、聞き上手で話しやすい担当者を選び、遠慮せずに何でも話すことが重要です。また、打ち合わせが進み出したら、早い段階で家族内のイメージを確認し方向性をまとめておきましょう。

イメージがまとまっていなくてもリノベーションをしたいと思った時が依頼すべき時です。プロに頼って試行錯誤しながらより良い家をつくりあげていきましょう。

 




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