新学期に備える!リビング学習が身に付く・捗る家づくりのポイント

新学期に備える!リビング学習が身に付く・捗る家づくりのポイント新一年生になる子ども達や受験を控える子ども達がいる家庭では、子ども達の新生活に備えて家も整えてあげたいと考えておられるかもしれません。子ども達の成長に伴って、間取りを変えたり、子ども部屋を作ったりリフォームを検討する方もいらっしゃいます。勉強がしやすく、身に付く子になってほしいという思いも込めて、学習環境をどうすべきか考える方の中には、リビング学習に注目される方が増えています。

そこで今回は、子ども達の家での学習環境を良いものにするために、リビング学習にどんなメリットがあるのか、どのように環境を整えると良いのかをご紹介したいと思います。

1.リビング学習でどこでも勉強できる子を育てる!

子ども部屋ではなく、あえてリビング学習を選ぶことにはどんなメリットがあるのでしょうか?そもそもリビング学習とはどのようなもので、どのような環境が必要となるのか、メリットとともにご説明したいと思います。

リビング学習とは?

リビング学習とは、子どもが子ども部屋などの個室ではなく、リビングやダイニングといった家族の共有スペースで勉強することを指します。

リビング学習をすることによって親の目が届きやすく、学校でどんなことを学んでいるのかを把握したり、小学校低学年であれば、親のチェックが必要な音読の宿題などをしやすかったりするメリットがあります。

また、リビング学習は親だけではなく、子どもたちにとってもメリットがあります。リビングで勉強することで、幼いうちから自室に引きこもらず、家族がリビングに集まる習慣が身に付きコミュニケーションが増えたり、勉強にとって雑音とも言える生活音や人が周りにいる環境でも勉強できる、集中出来る子に育ったり、大人からアドバイスをもらうことや兄弟・姉妹と協力することを学んだり出来るというメリットもあります。

特に、自分で勉強の習慣を身に付けられるようになるまでの、小学校低学年の時期はリビング学習をする良さを実感しておられる方は少なくありません。

さらに、子ども部屋内の勉強スペースを削減できるため、子ども部屋を広くとる必要がなかったり、リビング内の学習スペースは子ども限定ではないので、昼や夜は大人が仕事や趣味に、夕方や休日は子どもが宿題や勉強に使うなど空間を無駄なく使え、間取りに自由度が出来たり、家族が同じ部屋で一緒に過ごすことで光熱費の削減になるという、家や間取りの面でもメリットがあります。

リビング学習が出来る家にするには?

基本的には、机とイスがあれば勉強出来る環境になるので、普段使っているダイニングテーブルやリビングテーブルで勉強しているというお宅は少なくありません。

しかし、子ども達が勉強しているために、ダイニングテーブルに食事の準備が出来なかったり、文具が常に出ていて片付かなかったりして不便さを感じるケースもあります。鉛筆や消しゴムのカスで机が汚れるのが気になるという方もおられます。

そのため、子ども達にリビング学習が出来る環境を整えたいと思っているのであれば、リビング・ダイニング内にダイニングテーブル以外の勉強スペースを作る方が、家事も捗り、片付けやすく、子ども達にとっても勉強しやすい環境になります。そこに、家族共有で使うパソコンやタブレットを置いて家族全員のワークスペースにすることも出来ます。

他にも、子ども部屋をリビング横に設けて、オープンになるような間取りにすれば、幼いうちはリビングと繋げて使い、高学年になった時や受験の時期の勉強や、就寝時には間仕切りドアで個室にして使うなど、年齢や用途に合わせて使い分けられるようにすることも出来るかもしれません。

2.リビング学習が身に付く・捗る家にするポイント

既にリビング学習用のスペースは作っているものの、子供たちには習慣づいていなかったり、勉強に集中できていなかったりして、良さを発揮出来ていないと感じている方もいらっしゃいます。新学期に備えて、これからリビング学習ができる空間を作りたいと思っておられる方を含め、リビング学習が身に付きやすく、勉強に集中して捗りやすくするための家づくりのポイントをご紹介したいと思います。

必要な物が手元にある学習スペースにする!

勉強に集中出来るようにするためには、勉強に必要な物が手元に揃っている状態にしておくことが重要です。必要な文具や教科書、プリントを毎回自分の部屋に取りに行ったり、文具がバラバラの位置に収納されていたりすると勉強を中断する原因となってしまうかもしれません。

そのため、リビング学習を行う際には、学習用の収納を設けることを意識しましょう。必要な文具をまとめて手元に置けるようにしたり、可能であれば、ランドセルや教科書を収納できるようにしたりすることで、勉強を始めたら移動をせずに集中しやすくなります。

勉強道具がまとまっていると、次の日の学校の用意もしやすく習慣付いたり、忘れ物がないか親も確認出来たりするというメリットもあります。

ただし、何でも収納しているとリビングが狭くなったり、散らかった印象を与えたりするので注意が必要です。勉強スペースがオープンになるようにレイアウトするよりも、リビングの一角にワークスペースのための半個室を作って大容量収納を設ける方が、片付けやすく集中もしやすいのでオススメです。

視界を意識したレイアウトにする!

リビング学習は、生活音の中でも集中力を保ち勉強ができる子どもに育てるというメリットがあるとはいえ、あえて勉強の妨げになるモノは避けたいと思うものです。特に、勉強中に視界に入るものには注意しましょう。

例えば、座った位置からテレビが見えてしまうと、気になって勉強に集中出来なくなるかもしれません。また、自然風が入る環境は良いですが、人通りの多い道路や公園が見えるような窓に近いと、外が気になって集中の妨げになってしまうかもしれません。

しかし、リビングは家族にとってくつろぎの場でもあるべきなので、テレビを見たいと思う家族にとっても良い環境にすることを忘れないようにしましょう。そのため、テレビがあるリビングでも、テレビを背にする位置に勉強机をレイアウトしたり、勉強中の座った状態では見えない高さまでスクリーンや腰壁を設けたり、カーテンやロールスクリーン、間仕切りドアで勉強中だけ隠すことが出来るようにするなどの工夫をすることで、集中しやすい環境を作ることが出来ます。

3. まとめ

新一年生や新学期を迎える子ども達に良い学習環境を整えるうえでリビング学習が注目されています。リビング学習は、親の目が届きやすく、子ども達の学習内容を把握出来たり、家族のコミュニケーションが増えたり、雑音や周りに人がいる環境でも勉強に集中出来る習慣が身に付いたりします。また、間取りに自由度が出来るうえに光熱費の削減にも繋がるというメリットもあります。リビング学習の環境を整えたいと思うのであれば、学習用のスペースと収納を設けることや、視界に勉強の妨げになるものが入らないレイアウトを意識することが大切です。

勉強が身に付く、集中できて捗る子どもを育てるために、リフォームで学習環境を整えましょう!




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