1. 初めてのリフォームで悪戦苦闘
・思い切ってフルリフォーム
・理想と現実と打ち合わせ
・進んでいくと出てくるトラブル
・見積金額を見直して
・悪戦苦闘した結果
2. 意外としている人がいないあなたの生活空間を劇的に良くするたった一つ方法とは
・決断する前に一度立ち止まって考える
・後悔しないたった一つの方法
・お互いに得しかしない見積請求
・より良い空間を手に入れる為に
3. 自分でリノベーションに挑戦して見た結果
・初めてのリノベーション
・予定通りに進まない
・買った方が安い?
・やり遂げると爽快に
4. 最後にもう一度
・あなたが満足するには
・失敗しない為に
・素敵な生活空間に囲まれて
初めまして。皆さんはリフォームやリノベーションをした事がありますか?これからする方や、しようと考えている方がいましたら、必ず役に立つと思いますので是非読んで見て下さい。
1. 初めてのリフォームで悪戦苦闘
私は妻と娘二人の四人家族です。子供も大きなり、家が手狭になったきたので、中古のマンションを探していると、安くて良い物件があったので思い切って購入しました。
間取りは4LDKで、11畳のリビングキッチン、6畳と4,5畳の和室、6畳と4,5畳の洋室と広さ的には申し分の無い広さでした。
中古の古い物件なので、部屋の中はリフォームする事にしました。
リフォームの大まかな概要は、6畳の和室を11畳のリビングキッチンと併せて、4,5畳の和室は押入れと壁を挟んで6畳の洋室と繋がっているので、仕切りを壊し、大きめの洋室と納戸に作り変えました。間に換気用の窓を付ける事にもしました。
キッチンは妻の要望もあり、新しいシステムキッチンに変えて、後ろに仕切りの壁を設置しする事にしました。
床は全面フローリングを重ね貼りで張り替える事にして、壁と天井のクロスは全て張り替える事にしました。
今後何度もリフォームをすることは出来ないだろうという思いもあり、今後の事も考えて、全面フルリフォームをする事を決意しました。
理想と現実と打ち合わせ
しかし、残念ながら予算という大きな壁があるので、お風呂とトイレ、洗面所はリフォーム出来ませんでした。前のオーナーさんが綺麗にしていて下さいましたので助かりました。
初めてのリフォームという事もあり、色々なお部屋をネットで調べたのですが、とても良い物件ばかりで、目移りしてしまい、あれもこれもと、欲が出てくるのですが、残念ながら家族の希望を全部取り入れる事は出来ませんでした。
それでも、私にしては、後悔がないようにと思い切ってやれるだけの事は全て注ぎ込みました。不動産屋さんと何回も打ち合わせを行い、出来る事、出来ない事、必ずやりたい事と予算を重ね合わせながら、リフォームのイメージを固めていきました。
前のオーナーさんの都合で、引越しまでの期間が半年位あったのですが、その当時私が忙しくてなかなか時間が取れない事もあり、リフォームは不動産屋さんの提携している業者さんに任せる事にしました。
主に打ち合わせは、妻と不動産屋さんに任せて、妻から報告を受けるという形をとっていました。
進んでいくと出てくるトラブル
やっと前のオーナーさんのお引っ越しが決まり、リフォームが始まりました。
その頃になると、私にも時間的な余裕が出来て、3週間位かかるリフォームの現場を、毎日仕事終わりに見に行きました。
最初の頃は、前の部屋の解体作業なので、新しく生まれ変わりゆく自分の家の様子をみていると、ワクワクと同時に感動が込み上げてきました。
しかし、少しずつ仕切りの壁が立ち、形が出来てくると、『あれ?』と思うところが出てくるのです。
『打ち合わせよりも納戸が大きい』、『換気用の室内窓の位置が違う』、『キッチン後ろの仕切りの壁の仕様が違う』、『コンセントの位置が違う等』、毎日のように出てくるのです。
話し合いからリフォームまで時間が空いていた事と、何度も不動産屋さんと打ち合わせをし、確認をしていた事で安心をして、不動産屋さんと業者さんとの打ち合わせを任せ切りにしていた事もあり、伝達ミス、伝達漏れ、確認漏れなどが出てきたのです。
誤解がないようにお伝えしておきますが、リフォームを請け負った業者さんは凄く良い人なのです。マンションの構造上仕方がなかったり、経験上こうした方が後々便利ですよと、経験を生かした仕事をして頂き、気を利かせて下さっていたので感謝はしているのですが、こちらは初めての事なので、お互いの意志がうまく噛み合いませんでした。
そのような中、変更による二次トラブル等が発生していきました。
室内窓をキャンセルしたり、部屋の大きさに伴いドアの位置が変更になり、大きさも変更。それにより、物が入らない大きさのドアをこちらの確認を取らずに付けられる。変更するには追加の料金が発生すると言われる。(この発言には、流石に怒りが込み上げてきました)
この様な事が多々ありましたので、再確認の打ち合わせと、変更等に伴う料金の見積書の見直しという作業が、リフォーム中盤にきて始まってしまったのです。
見積金額を見直して
変更トラブルに伴い、不動産屋さんと業者さんの仕事に不満を感じ、見積書の全項目を見直していきました。ほぼフルリフォームを頼みましたので、細かい項目に沢山分かれていたのですが、一つ一つをチェックしていきました。
本当は一度お願いしたものをケチつける様で嫌なのですが、変更やキャンセルなどが多発するとそうも言って要られません。
ここでも各項目をチェックしていくと、『あれ?』と思う所があるのです。
簡単にお伝えしますと、解体作業代と車での廃材の運搬代、処理代とは別に、廃材を土嚢袋に詰めて部屋からトラックまで運ぶのですが、5000円×17袋=85000円と書いてあるのです。私も建築関係に少しの知識がありましたので、これには驚きました。トラックはマンションの駐車場に停められるので部屋から10メートルもありません。土嚢袋(普通の大きさ)を二つ運ぶだけで、日当10000円の仕事になるのです。
項目の中には凄く安くてお得という項目はなく、妥当か高すぎるという値段だけなのです。
こちらの要望通りに満足のいく仕事をして下さったのならば、多少高くても納得できるのですが、『気を利かせて変更しました。それに伴い出てくる問題を解決するにはお金が掛かります』では納得できません。
正直に不動産屋さんに今までのミスや、確認なしの変更によるトラブル、それに対する金額が折り合わないと伝えました。不動産屋さんも自分達の連絡漏れやミスを認めて、頭を下げて頂き、値引きの交渉に応じて頂きました。(応じて頂けない場合は修羅場になっていたと思います)
悪戦苦闘した結果
毎日現場を見に行けた事、それに伴い直ぐに手直しを入れた事や、少しの建築知識があった事、相手がミスを認めて交渉に応じて下さった事、それらが紙一重で上手くいきましたので、大きなトラブルになる事は無く、何とか無事にリフォームは終了しました。
完璧に自分の満足のいくリフォームが出来たかといえば、胸を張って出来たとは言い難いですが、最終的に自分達が納得のいくレベルにまで妥協せずに頑張ったので、リフォームをして良かったとは思っています。
しかし、トラブル等があり、『全く後悔が無いのか?』と聞かれれば、『後悔は無い』と胸を張っては言い切れないそんな私の経験と感じた事、そして後悔しないたった一つの方法を次の項目に書きましたので、是非読んで参考にしてみて下さい。
2. 意外としている人がいないあなたの生活空間を劇的に良くする
たった一つ方法とは
決断する前に一度立ち止まって考える
1で皆さんには私の経験を伝えさせて頂きました。リフォームやリノベーションをするにあたって、『家を建てるよりも金額が安い』と言っても、日常の生活用品を買うのとは、訳が違います。洋服を買うときも、電化製品を買うときも、何と無く良いからという理由で買う人は殆どいないと思います。他の洋服を見て、自分の服と合わせて、店員さんに話を聞いて、予算と照らし合わせてと色々悩んでその商品を購入すると思います。電化製品もそうだと思います。
リフォームやリノベーションをする前に、一度立ち止まってみて下さい。。他と比べてみた結果、そこに決めましたか?大金を払うだけの価値を見い出しましたか?あなたの生活空間を劇的に良くするたった一つの方法がここにあります。決断をする前に、一度立ち止まってみてください。
後悔しないたった一つの方法
沢山の事を伝えてきましたが、失敗しない方法があります。あれをした後にこれをして下さい等と沢山の面倒くさい事ではありません。たった一つの事です。当たり前の事なのですが、皆さんが意外とやっていない事なのです。(自分も後になってやっていれば良かったと後悔しました。
その当たり前すぎる事という、たった一つの方法とは・・・
という事なのです。
当たり前のことなのですが、意外と実行している人が少ないのです。
お互いに得しかしないお見積請求
お見積もりの請求を色々な業者さんにお願いしてその中から選んでいる方は意外と少ないのです。
自分の様に、時間が無いと諦めたり、良い業者さんそうなのでと、他を探すのを辞めてしまったり、頼まないかもしれないから申し訳ないと遠慮をしてしまったりと、理由はそれぞれあるとは思いますが、意外と沢山のリフォーム業者さんに話を聞く方は少ないのです。
しかし、私は後悔の経験を生かし、色々な業者さんと話す機会を設けて話を聞いたのですが、お見積もり請求だけでも業者さんにとっては有り難いことなのだそうです。
もちろん仕事を依頼して頂く事が一番なのですが、ほかの業者さんが、どの位の期間と料金で仕事をしているのかという事が解るので、とても参考になるとの事なのです。
申し訳ないと気が引けている人は、『情報を与えてあげるよ』という位の気持ちでお見積もりだけでも依頼されて良いと思います。
より良い空間を手に入れる為に
皆さんのより良い生活空間を手に入れるためには、色々な業者さんにお見積もり請求をするという、たった一つの行動を疎かにしたら、後悔がかなり高い確率で待っています。
色々な業者さんに見積もり請求をすると、何回もお話をしていくうちに、自分の過ごしたい生活空間のイメージがより一層固まっていきます。色々な業者さんのお話を聞いていくうちに、更により良いイメージが出てくるかもしれません。
素敵な生活空間で暮らすためには、初めの一歩目でつまずかないで下さい。その部分を疎かにしてしまうと、後々手間と時間が余計に掛かってしまう結果になる可能性が高くなります。自分がまさにそうでした。
リフォームやリノベーションをする前に、たった一つの
という行動を怠らないで下さい。
このたった一つの方法を実行して頂くと、更に満足のいく生活空間になる事は間違い無いです。
3. 自分でリノベーションに挑戦して見た結果
初めてのリノベーション
今回フルリフォームをしたのですが、それとは別に前々から挑戦してみたいと思っていたリノベーションをしてみた結果をお伝えしたいと思います。もしお時間がございましたら、読んでみて下さい。
リノベーションの全貌は、納戸に洋服をかける棚と捨てられない物などをしまう棚、洗面所の棚、トイレの棚を作る事にしました。
予定通りに進まない
初めてのリノベーションという事で、道具から買い揃えていくのですが、色々と悩み、電動インパクト(電動のネジまわし的なもの)、電動ジグソー(電動の糸鋸的なもの)、電動サンダ(電動のヤスリかけ的なもの)を買う事に決めました。大きい工具はそのぐらいです。最初の頃は、丸ノコ、コンプレッサーやスプレーガン等、大工さんにでもなるのかと思うくらいに買いたい物が増えていきましたが、作る規模や予算とそれに伴う技術を見つめ直し、応用が効き、必要性を考えて決めました。
当初の予定では、直ぐにでも出来上がる予定でしたが、作業をする場所が部屋の一室だけで、木の板を切って、ペーパーで綺麗にして、透明のニスを塗るという少ない工程にも関わらず、木の粉塵が舞うのが収まるまで待って、ニスを塗っては乾くのを待ち、またニスを塗るという作業を繰り返していたので、思っていたよりも時間が凄くかかりました。
買った方が安い?
作業に思いの他時間を取られ、細々した道具にお金が掛かり、妻からは、『買った方が早く、安くですまない?』と何度も言われました。確かに、ずっと作り続けていくと、道具の代金も元を取れるのですが、単発で作るだけでは作業の規模にもよりますが、買った方が早く、安くつきます。
しかし、もう道具を買って進み始めてしまったのです。男としては後戻りは出来ないのです。女性には理解しづらい男の意地と美学なのです。(自分だけかもしれませんが・・・。)
やり遂げると爽快に
採算や時間などの現実的な部分に目をつむると、我ながら良い物が出来たと満足しています。やはり、娘達に『凄い』と喜んで貰えると、頑張った甲斐があったなと、なんとも言えない感情がこみ上げてきます。
諦めずに頑張った甲斐がありました。(仕上がり3に対して自己満足7位の割合ですが)
4. 最後にもう一度
あなたが満足するには
簡単ではありますが、自分のリフォームとリノベーションの経験をお伝えさせて頂きました。
人それぞれに満足する度合いは違うものなので、価値観を押し付ける気はさらさらありません。
自分の様に後悔して欲しくはないだけなのです。
自分で全てをやりたい方もいらっしゃると思います。私も、時間とお金と技術が有るのならば挑戦してみたい気持ちはあります。ただ私にはこの三つはありませんが・・・。
逆に、プロに任せて自分は他にやりたい事が沢山あるという方もいらっしゃると思います。
自分が満足するには、人それぞれのやり方があるのです。私はただ、その選んだ選択肢を失敗して欲しくないだけなのです。
失敗しない為に
人それぞれに沢山のやり方はありますが、だからこそ失敗しないやり方を実行して下さい。
リフォームやリノベーションをする前に下調べはとても大切です。色々なものを見て、色々な人に話を聞いて、失敗しないやり方を実行して下さい。
その為には
失敗しない為に最も重要な事です。
素敵な生活空間に囲まれて
最後まで読んで頂き有難うございます。これからリフォームやリノベーションをされる方のお役に立てればと思い書かせて頂きました。
最後に私の経験が少しでもお役に立ち、皆さんが素敵な空間に囲まれて生活される事を願っています。