玄関を『広く使う』・『広く見せる』リフォームのテクニックとは?

玄関を『広く使う』・『広く見せる』リフォームのテクニックとは?玄関は長居する場所ではないとはいえ、何度も出入りしたり、お客様を招いたりする場所でもあるため、使いやすい広さが必要です。また、限られたスペースであっても、家族を送り出したり、迎え入れたりする場所として明るさや温かさが感じられるような広く見える場所であってほしいものです。そんな希望をリフォームによって実現させることが出来ます。

玄関を広く使うために、どんなレイアウトをすれば良いのか、また限られた空間でも出来るだけ広く見せるために、どんな点を意識してリフォームすれば良いのか、玄関リフォームのテクニックをご紹介したいと思います。

1.玄関を広く使うためのリフォームポイント

開放的で使いやすい玄関にするため、出来るだけ広いスペースを確保するために、どのようなレイアウトにすれば良いのでしょうか?広い玄関にリフォームするためのポイントをご紹介したいと思います。

靴箱を無くしてシューズクロークに!

玄関を狭くさせる要因のひとつに靴箱があります。靴箱を設置することで、空間に凹凸が出来るので、狭く感じさせます。しかも、家族が多ければ多いほど靴の収納スペースが必要となり、靴箱も大きくなってしまいます。その問題を防ぐためには、玄関専用の収納スペース、シューズクロークを設けることが最適です。

シューズクロークがあれば、靴箱以外にも傘立てやハンガーラックもまとめて収納することが可能です。1畳ほどのスペースでも、大抵の靴箱よりも大容量収納になりますし、靴箱とは違い、部屋が別になるので、シューズクロークに入る扉の設置だけで玄関に凹凸が出来ません。

シューズクロークを設置出来ない場合でも、玄関土間内に置き型の靴箱を置かなくて良いように、壁と面が揃うように造り付けの収納棚を設けたり、靴箱の厚み分、壁面に埋め込んだりすることで土間スペースを確保できます。

また、普段使いの靴やサンダルなど、シューズクロークから毎回取り出すのが面倒であれば、靴が収納できるベンチを設けたり、玄関框の下部分を掘り込み、靴を数足置けるようにしたりすることで、靴箱を置かずとも玄関の面積を変えずにスペースを確保することが可能です。しかし、後者の方法では玄関土間と玄関ホールに靴が入るだけの高さが必要となり段差が出来るので、その他の部屋の床の高さなどの確認も必要です。

土間部分を広くとる

玄関の間取りを考える際に、玄関土間と玄関ホールの割合を意識しましょう。ホールよりも土間部分を広くとることによって広く使えます。玄関ドアをあけた瞬間は、玄関ホールが広いと開放的に見えますが、使い勝手の面では、土間部分を広くとる方が効果的です。

なぜなら、玄関ホールは、廊下や他の部屋と繋がりがあるため、比較的広く使えるのに対し、土間部分はホール、もしくは外との繋がりしかなく、床の高さも変わるため空間が分断されてしまいます。土間は分断されて独立した場所でもあるうえに、靴や靴箱、自転車やベビーカーを置く場所、靴を脱ぎ履きする場所でもあるので、モノが溢れやすい場所です。

そのため、ホール部分よりも土間部分を広くとることを意識しましょう。ホールに面した部分だけではなく、土間部分だけを伸ばして、リビングのインナーテラスと繋げたり、キッチンまで靴のまま入れるようにしたりすることによっても、玄関を独立させず広く使えるレイアウトになります。

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2.玄関を広く見せるためのリフォームポイント

間取りを変えるリフォームで実際に広く出来ることもありますが、中には他の部屋とのバランス上、玄関スペースが限られることもあります。そんな限られたスペースでも、リフォームでの工夫で出来るだけ広く見せることが可能です。どのように広く見える玄関にすることが出来るのかポイントをご紹介したいと思います。

床の張り方で広く見せる!

玄関では、面積の広い床が広さの見え方に大きく影響を与えます。例えば、玄関土間をタイルにする場合は、玄関のサイズにあったタイルサイズを選ぶことを意識しましょう。1枚1枚が大きなタイルは重厚感や高級感がありオシャレですが、比較的狭い空間に使ってしまうと、タイルの枚数が少ないことから、狭さを強調してしまう可能性があります。タイル目地が目立つ場合も、床が区切られている印象を与えます。大きすぎるタイルよりも、小ぶりのタイルを選ぶことや、正方形ではなく多角形のタイルを選ぶことによって、玄関の狭さが強調されずにすみます。

また、正方形のタイルを玄関土間に対して水平直角に張るよりも、斜めに張る方が、目地の直線が長くなり広く見せる効果があります。タイルの角度に合わせて框部分も斜めにすることで奥行き感を出すことも出可能です。

玄関を彩るアイテムで広く見せる!

玄関にモノを置くと狭さを強調してしまう場合もありますが、逆に広く見せるアイテムとなるモノもあります。

例えば、枠のない薄型のミラーを壁面いっぱいに張ると、ミラーに映る景色によって奥行き感が生まれたり、光が反射して明るくなったりするため、広く見せる効果があります。

また、飾り棚があるとモノを飾る余裕のある雰囲気が出せます。しかし、棚の出っ張りがあると通路として邪魔になるうえ、物理的にも狭くなってしまいます。そのため、壁の厚みを活用して凹みを設けるニッチの飾り棚を玄関や玄関ホールの壁面に設けることで、奥行き感やモノを飾る余裕のある玄関に見せることが出来ます。

さらに、玄関ホールとリビングなど他の部屋との間仕切り壁に室内窓を設けることで同じ広さでも、明かりや風が入り、空間に広がりが出ます。

ミラーやニッチを設ける際には、正方形よりも天井が高く開放的に見せるために縦長にしたり、奥行きがあるように横長にしたり、広く見せたい方向に合わせた形状にすることがポイントです。

3. まとめ

使いやすく開放的な広い玄関を作るために、置き型の靴箱ではなくシューズクロークを設けたり、壁面に凹凸が出来ない造り付けの収納棚を設けたり、玄関ホールよりも土間部分の割合を広くとることによって、使いやすく広い玄関にリフォーム出来ます。また、限られた比較的狭い玄関であっても、タイルのサイズや張り方によって空間を広く見せることが出来ます。さらにミラーやニッチ、室内窓を設けることによっても、広く見せる効果があります。

間取りのレイアウト次第で広く使いやすくなったり、同じ広さでもコーディネート次第で広く見せたり出来るので、よくプランニングをしたうえでリフォームを行いましょう。

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